★お彼岸の墓参りに明石まで行ってきた。
三木から明石まで約18キロ、30分ちょっとで行ける距離である。
でも、日本の墓参の風習、果たしてどうなるのだろう?
車でなければ、とても30分では行けないし、家内だけになったら、これは大変だし、鎌倉にいる息子の代になったら、墓参など無理ではないかも知れぬが、簡単なことではない。
『お彼岸の墓参り』日本のこんな風習も、みんな生まれ故郷で生活した時代の風習だと思う。
大体 墓など何のためにあるのだろう?
『その人が生きた証』などなら、今のネット時代、写真でも、動画でも、ブログでも『生きた証』など幾らでもある時代なのである。
かっては長く明石に住んだ方たちのお寺だったが、今は明石に来られた方の新しいお墓が殆どになってしまった。
それは、兎も角、私の代までは、世話になった伯父や伯母や父母が眠っている墓には、正月、お盆、春秋の彼岸と年4回は行っている。
私は、あまりそんなことには拘らずに、若い頃明石にいたころは、父の墓には『行きたいときに突然よく参ったものだが』いまは世間様と同じになってしまった。
★ 最近は墓参りに行った帰りには、必ずと言ってもいいほど、ちょっとだけ高級な回転ずし屋によることにしている。
ちょうど三木への帰り道の伊川谷にある。
ずっと昔、戦時中には伯父一家は明石が爆撃で焼けて、伊川谷に疎開をしていた田舎だったのだが、今は立派な繁華街になっている。
回転寿司とは言いながら、昼は注文の『セットもの』を食する人が多いので、回転している台には寿しは載っていなくて、セット以外は、すべて『注文』なのである。
どちらかというと、私は回転してくるものから選ぶ方が好きなのだが・・・・・
★墓参りに行ったのか、墓参りを口実に、寿司を食いに行ったのか?
最近は、家内と一緒に行動するのは、買い物の付き合いと、この『墓参り』ぐらいになってしまった。