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大相撲報道と日本で続く「愚民化政策」

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★ 産経新聞に取り上げられていた、

『ケント・ギルバートのニッポンの新常識』  大相撲報道と日本で続く「愚民化政策」

 全くその通りだと思うので、そのままご紹介してみたい。

       

 

『報道機関に勤める友人から聞いた話だが、今、大相撲のスキャンダルを取り上げないと、ワイドショーの視聴率や、新聞、週刊誌の販売部数は伸びないそうだ。民間企業であるメディアが、よく売れる内容を強化する方針は理解できる。だが、放送時間や紙面に限りがある以上、特定の話題ばかりを報じれば、当然、他のニュースの量は減ることになる。

例えば、自民党の青山繁晴参院議員は11月30日の参院予算委員会で、日本海沿岸に次々と漂着する木造船について、次の指摘をした。

「北朝鮮が兵器化した天然痘ウイルスを持っているというのは国連の専門官の間でも常識だ。飛沫感染でうつる。もし、上陸者に1人でも感染させられた人がいたら、ワクチンを投与しないと無限というぐらい広がっていく」

 バイオテロの危険に警鐘を鳴らした注目すべき発言だが、産経新聞や夕刊フジ以外の大手メディアでは見かけなかった。それ以外にも、北朝鮮のICBM発射に対する米国内の反応や今後の展望など、日本の安全保障に直結する重要事項はたくさんあるが、大相撲のニュースに追いやられた感がある。

 大半の日本メディアは、一種の「愚民化政策」を実施中なのだ。

これを最初に仕掛けたのはGHQの「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」だが、占領終了後も継続したのは日本メディアだ。そして、米国のために始められたはずの情報統制が、近年は北朝鮮や韓国、あるいは中華人民共和国に不都合な報道を避けている印象が強い。

 先日、民放の報道番組のキャスターが「圧倒的な軍事力を見せつけるアメリカと韓国。それに怯むことなく軍事的な挑発も辞さない構えの北朝鮮。この対立の構図は変わらないようです」と発言していた。まるで「米国と韓国の脅迫に負けるなよ、北朝鮮!」と言わんばかりでないか。仮に、キャスターが「判官びいき」だとしても、「取るに足らない日本列島の4つの島を核爆弾で海中に沈めるべきだ」「日本はもはや、われわれの近くに置いておく存在ではない」という声明を発表した北朝鮮を応援する気であれば、「正気か?」と聞きたい。

 また、「北朝鮮を刺激した米国や日本が悪い」と主張する人々を、政治家やジャーナリスト、評論家と呼ぶべきではない。彼らは「触らぬ神に祟りなし」を絶対教義と信じる宗教家といえる。彼らにとって「神」とは、金正恩朝鮮労働党委員長なのだ。

 

★ ホントに最近のマスコミの傾向は度が過ぎているのは間違いない。

 日本人がホントに『愚民化』してしまっているような気がする。

 マスコミ報道に流されて『自分の意見を持たない大衆』になってしまっているように思う。

 テレビに登場する評論家やジャーナリストの解説や意見を取捨選択して『自分の意見』とすることなく、そのまま受け入れてしまう傾向が強すぎるように思う。

 日本人の評論家に、ケント・ギルバードのような意見の方が少なすぎるような気がしてならないのである。どちらかと言うと朝日や毎日放送は、自らの姿勢に好都合な左翼系の評論家ばかりを選んで登場させているように思う。

 それは兎も角、

 『あなたはご自身の意見をお持ちなのでしょうか?』と問うてみたい心境である。

 

 

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