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核や原発と 阿蘇山の噴火

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 ★人間の歴史は、地球のそれとは比べようもない。

 人類の歴史も、地球の長い歴史に比べたら一瞬の出来事でしかないように思う。

 人間は確かに立派で、その頭脳でいろんな近代的なものを創り出し、人々の生活も豊かになってきたのだが、何か昨今それが行き    過ぎてしまった感がある。

 その最たるものが『核』であるように思うし、原発などもその分野に入るのかも知れない。

そういう意味では『核も原発』もこの世にないほうがいいのかもしれない。それが『必要』だとする周囲の状況を無視するなら、それは無くてもいいのではと思っている。

 東日本大震災の地震は仕方がなかったとしても、確かにあの津波は予想外の規模であったのだろう。

 その結果が、『福島原発の大災害』である。

  

★ 『広島高裁の原発3号機の運転差し止め決定』

 『原発の運転差し止め』がほかの理由なら兎も角、『阿蘇山の火砕流到達範囲』というのは、正直びっくりしたし、どうも説得力がないような気もする。

 

      

 

 阿蘇山の火砕流が100キロを超える範囲で広がったのは、9万年も前の話なのである。

 そんな火砕流がもし発生したら、福岡県も大分も熊本も全滅だし、単に原発だけの話ではないように思う。

    

原発3号機の運転差し止めを命じた13日の広島高裁決定。約130キロ離れた阿蘇山の火砕流到達を想定した内容について、電力関係者からは「日本のどこにも原発が造れなくなる」と当惑の声が漏れた。

 

 とあったが、確かにその方が常識的だと思う。

 それならいっそのこと、日本のような地震国では『原発は全てNO』とでもいうほうが説得力があるような気がする。

 裁判官の判断はどんな基準でなされるのかは知らぬが、これはどうも・・・と思ってしまう。

 人間の対応力は、結構柔軟だから、『原発は全てNO』と言えば間違いなく『対応可能』なはずである。

 

 これとは別に、人間が考えた科学の力が、核や原発や、昨今の地球温暖化にも繋がっている。

 そして、それは長い地球の歴史の中のほんの一瞬、100年程の間の出来事なのである。

 もう少し、何とか『いい知恵』が出ないのだろうか?

 

 昨今の人間の動きに『神様』が『もう少し自然に人間らしく生きよ』と言っておられるのではないかと思ってしまうのである。

 

 

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