★「今永昇太というピッチャー」を初めてみたのは、DeNAーSoft Bank の第6戦でソフトバンクの並みいる強打者から三振の山を築いて好投して、最終戦に持ち込んだ時である。
まだ、入団2年目で、そんなに有名なピッチャーでもなかったような気がするのだが、ひょひょうとした投げっぷりで、
『なぜあんなに打てないのか?』と思ったのである。
その試合の You Tube である。
https://www.youtube.com/watch?v=xzCIvVXDrsY
★ そんな『今永昇太』が昨日は、侍ジャパンのユニフォームを着て、台湾戦に登板した。
『見事!』 という以外にはナイ、ピッチングで『三振の山』を築いたのである。
そんなに剛速球でもないように思うのだが、殆どのアウトカウントを三振で奪った。
その You Tubu ご覧になってみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=zLKCeECJwec
調べてみたら、日本シリーズ出場を懸けた 広島戦でも好投をしたというから『ホンモノ』である。
★ そんなに大柄でもないし、投げ方もひょうひょうとしているし、『何故、こんなに打てないのだろう?』と思った。
『今永昇太』と言うピッチャーを見て、明石高校時代の同期のピッチャー『溝畑圭一郎』を思いだした。
その投球フォームが『力み』が見られなく『スムース』で、よく似ているのである。
彼も左ピッチャーで、別に大柄でもなく、170cmはなかったと思う。
そんなにスピードがあったとも思えないのだが、『完全試合』もやったし、卒業後は神戸製鋼で永年エースだったし、兵庫県のどのチームが都市対抗に出ても『補充選手』で出場していたので、ひょっとしたら都市対抗野球の出場記録を持っているかも知れない。
野球はピッチャーが良かったら、『勝つ』ことになっている。
当時の明石高校が強かったのも、甲子園に出場できたのも、溝畑圭一郎がいたからだと思っている。
最近会っていないが、彼は60歳近くまで投げていたが、
その後はソフトボールに転じて、78歳の時に、こんな写真と記事が出たりしてた。
その時、突然電話が掛かってきて、日経新聞の電子版に、『78歳「イチロー」白球に懸ける想い』 と言う溝畑圭一郎の特集記が出ているので、広報してくれと言うのである。
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO19193790R01C10A2000010/
その時の写真である。
『溝畑圭一郎さん、78歳。 神戸市須磨区にあるシニアソフトボールチーム「グリーン神戸」の野手だ。守備はライト、背番号20。チーム最年長だが、昨年の公式戦打率は4割7厘 ...』
『溝 どうしてるのかな?』 同期の殆どはもう逝ってしまったのだが、彼はまだ元気なはずである。
彼も今は84歳か85歳、ひょっとしたらまだやってるかも知れない。