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アメリカの生活

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★アメリカでの滞在生活も20日を過ぎて、あと10日ほどになった。

アメリカで毎日何をしているのかというと、普通に生活しているだけで、一般の海外旅行のように今日は、明日はと毎日予定があるわけではない。

1日のうち日本にいる時よりは少ないが、パソコンの前に5時間は座っている。そこでいろいろと日本のニュースも得ているのである。このところ、Costa Mesa の古本屋で買ってきた『アメリカ合衆国読本』と『見えないアメリカ』という本を読んでるが、知らなかったことが多くて面白い。

アメリカなど大学卒は少ないのかと思っていたのだが、大学が3200校以上もあるようでびっくりである。世界からの留学生も多いようである。

孫の次男はいまBerkeley の3回生でサッカー部にいる。日本と違って部員は推薦入学で選ばれた24人だけだが、アメリカ人は半数ぐらいしかいない。

そこにはメキシコ・日本・ドイツ・フランス・イタリヤ・インドの各国籍の人がいるしメキシカンは何人もいるのである。インド人のお父さんはシリコンバレーにいて、その息子もめちゃくちゃ賢いそうである。そんな国際性豊かなチームで最近は日本からの留学も結構あるようだ。

 

★アメリカに来ている目的が『孫のサッカーを見ること』が主目的だが、アメリカの大学・高校でのサッカー生活はいまがちょうどシーズンでもあるのだが、毎週大学では2試合あるし西海岸のリーグだがホームとアウエイを戦うので、その動きはプロみたいである。

カリフォルニアを中心に西海岸を動くのだが、日本以上に広いのだが、アメリカの飛行場はどこにでもあるので、飛行機と大型レンタカーを借りての移動のようである。

日本と違って大学サッカー部の資金は潤沢で、遠征時のホテルも一流で、靴などの道具はすべて無償支給、トレーナーがいて主力選手はマッサージも定期的にしてもらえるとか、試合はすべてテレビで放映されるし、仕組みが確り出来上がっている。

全米では大学リーグが3部まであるのだが、Berkeley やスタンフォード・ハーバードなどの有名校はすべて1部リーグに属していて、日本とはちょっと違うのも、すべて推薦入学で選手を獲得するので、優秀校に優秀選手が集まるのである。推薦選手は授業料免除なのである。

ちなみに大学の授業料は年間300万円~600万円もするというから、推薦選手にならないと大学に行くこと自体がムツカシイ。

サッカーのシーズン中は、試合に集中しているが授業の方も厳しくて、なかなか大変なようである。

 

 ★末弟は高校3年生でこちらの高校は4年制だからあと1年残っている。高校のクラブではなくて全米で公認されているUS Soccer Academy に属している FC Strikers に入っている。このAcademy 公認のチームが最上級のチームでこのようなチームにいないと大学からの推薦入学など来ないのである。

まだ、もう1年あるのに幾つかの大学からのオファーがあるとかで、何とか大丈夫だろうと思っている。

このチームの人数も20人以下と限られていて、実力がないと入れないし途中での入れ替えもある厳しいものなのである。

ただ、こちらは高額な年会費もいるし年に一度あるフロリダの全国大会への参加費用も各地への遠征費用もすべて実費負担なのである。夏にはアイルランドである世界大会のような大会にも参加するのだが、これも実費負担である。

このあたりの仕組みが日本と違ってよくできていて、プロなどの上級サッカーを目指す人は、このような仕組みの中で育ってゆくのである。

末弟はいまこのチームでキーパーをしているが、そのコーチをしてくれているのは元メキシコ代表のキーパーの人である。子供のころからこのコーチに1時間6000円ほどのコーチ料を払って教えて貰ったんでここまで来たとも言える。

いまはStrikers のキーパーコーチなので、無料で教えて貰っている。

こんな練習をしているし、毎週火曜日にはチームとは別の『キーパートレーニング』があって教えて貰っている。

 

 そんなキーパー練習の一部を動画に撮って来たのでご覧になって下さい。

 

 

この FC Strikers も国際色豊かで、メキシカンは勿論、日本人も孫のほかにもう一人いるし、韓国人もいる。

どこのチームもトップクラスには、世界からメンバーが集まってきているのである。

 

★アメリカという国をホントに理解するのは、なかなかムツカシイのかも知れない。40以上もある州がそれぞれ国のように独立しているし、法律も住んでいる人も様々なようである。

このカリフォルニアは東洋系の人たちも多いし、食べもものも多様で日本人には暮らしやすい環境である。

ここに1か月滞在していても、そんなに意識することなく普通に自然に生活できている。

私は1か月で日本に戻るのだが、家内はもう1か月滞在する。ここにいる限り家事は娘任せで洗濯物をたたむなどしていればいいようだし、のんびりした休暇みたいなものである。

私は今回4回目だが家内はもう10年以上続いている。

普通の生活ができるので、続いているのだと思う。

 

あと10日間、13日には息子も次男のサッカーを見に日本からやってくるとか、その時は遠路600キロを走ってBerkeley まで遠征である。

そして17日には一緒に日本に戻る。なかなかいいアメリカ滞在である。

 

 

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