★いよいよ高校野球夏の予選が始まった。
ずっと夏の予選など関心がなかったのだが、今年は春の近畿大会で母校明石が健闘したものだから、夏はどうかなと思っているのである。
新聞の予選の成績欄など見たりした。
兵庫県予選、三木北が県尼崎に5−1で勝っていた、我が家の直ぐ近くの高校である。
昨年全国優勝の日大三高は10−0のコールド勝ちだった。 全国制覇をしたことのある芦屋高校も1回戦を勝ちあがった。
横で見ていると冷静だが、夏の甲子園は現役諸君は一生懸命だろう。
最近はどこの地域も強いから、優勝するのはよほどの実力でもない限り、運がよくないと難しいのだろう。
大阪では名門PLに挑んだ「常笑」がモットーの公立校、一時は逆転リードする健闘を見せたが、最後は1点差で一瞬涙、でもそのあと全力を出し切った笑いがあった。
野球でもサッカーでも、一発勝負のトーナメントを勝つのは難しい。
果たして、明石高校どこまで行くだろうか?
★トーナメントと違って、リーグ戦はホントの実力がいるのだろうし、監督の采配も関係するのだろう。
今年の阪神は、特に最近は何故こんなことになるのだろう?
キャンプ当時の評論家たちの評価ががよかっただけに、期待外れもいいところである。
サッカーだったら、とうの昔に監督更迭である。
大リーグの野球に比べて、どうも日本の野球は、こじんまりしてオモシロくない。
優勝を狙うのもいいけれど、優勝できるのはたった1チームしかないのだから、
プロなのだから、『プロらしい観ていてオモシロイゲーム』をやるべきではないかと思う。
どこがどうということは、なかなか難しいが、阪神の和田監督の野球は中途半端だと思う。 緻密な野球をやるのなら、金本など外して徹底的にやればいいし、もっと粗っぽい野球の方が阪神らしいのではないかと思う。
あんまり真面目な野球は、関西人には合わないのではないかと思う。
その点パリーグの方が、チームに特徴、個性があってオモシロイ。
いつも立派だなと思うのは、広島は選手を「育てては抜かれ」を繰り返しているのだが、常に優秀な新人が育つのは立派である。
今年の巨人はホントに強いなと思う。
原監督のゴシップもどこかに行ってしまう勢いである。
★大リーグの日本選手は、ダルビッシュと黒田はまずまずだが、ほかは青木を除いて、今年はダメだなと思う。
そんな中で青木は、屈辱的な入団テストなどから実力で這い上がってきたのは流石である。
後半戦は、不動の一番を打って欲しいものである。
イチローと同じ左だが、ポテポテの内野ゴロがないのがいい。
あの内野安打は確かにヒットなのだが・・・・
★大リーグも、日本の野球ももうすぐオールスターだが、どうしてこうもコンセプトが違うのか?
アメリカの場合は、オールスターにしても、ワールドシリーズにしても、きっちりと権威づけが出来ていて、選手の名誉がちゃんと考えられている。
選び方も、試合数も、その表彰の仕方も、選手中心、チーム中心のシステムに出来あがっている。
それに対して、日本の場合は、何となくお祭り気分で、コンセプト不在、お金中心であるような気がしてならない。
このあたりも、どうも日本独特である。
★そういう意味では、高校野球の甲子園は、過去の伝統を引き継いでいるとはいえ、
今のチームの選手構成を見ていると、県という地域の代表が本当にいいのかと思うようになってきた。
いつまでこんな形式で続くのだろうか?
私自身は、野球というスポーツで育ってきたが、最近はゲームを見てもサッカーの方がオモシロイし、
運営の形態なども、サッカーの方が合理的で、確かに高校サッカーの全国大会もあるが、プロになるなら高校などよりもプロのユースの方が上手くなる近道みたいである。
高校野球は、本来の地域に根付いた純粋な学生野球の方がいいような気がする。
現在は野球学校が群雄割拠して、名門PLあたりでも、そのOne of them になってしまったので、余計にそう思うのである。
特に地方の強豪校は、地元出身の選手はごく稀で、サッカーで言えばユースチームのようなものである。
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