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青木宣親、メッツ移籍

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 ★ こんなニュースが流れた。

  

青木、メッツ移籍へ=今季の所属3球団目―米大リーグ

 

 青木宣親選手、大リーグでもう何年になるのだろう。

 そんなに大きくもない体で、大リーグの外野手でずっと活躍を続けている。

 すごいことだと思っている。

 

 野球でも、サッカーでも、学生時代スポーツをおやりになった方はお解りだと思うが、そのチームでレギュラーになるということは、大変なことである。

 ただ、学生スポーツでは3年間とか4年間とかの年次があるので、次々にレギュラーの上級生が卒業していくので、ちょっと頑張ればなんとかなるのだが、プロの世界となると、どんどん新人は入ってくるし、そんな中での競争だから、そこでレギュラーの座をを獲得することは、想像以上に大変だと思う。

普通のスポーツ選手はプロにはなれないし、そこでレギュラーを取るということは、一般的には想像外の出来事なのである。

 それが世界から優秀選手が集まるアメリカのプロ野球、世界で間違いなく一番高いレベルの中での競争だから、日本人の場合はピッチャーは何とか通用する実績があるのだが、野手で成功した人は数えるほどしかいない

 城島・松井・福留・井口・西岡 など通用した選手もいたが、長く活躍した選手は、イチローと青木だけだと言ってもいい。

 

 

  

 

米大リーグのブルージェイズを自由契約になった青木宣親外野手(35)がメッツと契約することが1日、濃厚となった。関係者が明らかにした。

青木は今季アストロズで開幕を迎えたが、7月31日に交換トレードでブルージェイズへ移籍。8月28日に戦力外となった。メッツには今季3球団目の所属となり、大リーグでは通算7球団目となる。今季の青木は2球団で打率2割7分4厘、5本塁打、27打点。6月には日米通算2000安打も達成した。 

 

 とニュースは伝えている。

 青木選手のことは解っているようで解っていないのでWikipedia で調べてみたら、

●宮崎出身で、高校の時はピッチャーである。 先日大リーグで負け試合の最後の方にピッチャーしていたが、ピッチャー崩れの野手は多い。大体子供の頃、肩のいいのがピッチャーをするし、ピッチャーが出来るということは運動神経が優れているとも言える。

● 早稲田に進んで早稲田時代鳥谷と同期だったとは知らなかった。早稲田の黄金時代で史上初の4連覇を達成している。

● ヤクルトに入団以来、毎年大活躍である。スターになる人はいろいろと付いていて、オールスターでは2年連続してMVPになっているし、首位打者も1シーズン200本安打も何度も達成している。北京オリンピックも、ワールドベースボールにも全日本のメンバーとして選ばれるだけでなく、立派な実績を残して、大リーグへの移籍となっているのである。

 

  

 

 イチローもいいが、どちらかといえば青木のほうが親しみが持てるし、『好きなタイプ』である。

 大リーグに移籍した時には、押しも押されもせぬ『日本のスター』だったのに、小柄だったからだろう。『信用されずに』入団テストみたいなものが行われたのではなかったか。

 それがこんなに沢山の球団を渡り歩いて、大リーグの通算打率が2割8分ぐらいを記録しているのは驚くべきことだと思う。

  ブルワーズ  ロイヤルズ  ジャイアンツ  マリナーズ  アストロズ  ブルージェイズ  メッツ と移籍

 今回は メッツにだが、来シーズンも頑張って欲しいと思っている。

 

 それにしても、日本のプロ野球も、野手ではイチロー・青木のあとに続く選手は、出てこないのかなと思う。

 夏の甲子園では、活躍した選手も多いし、今回の U18ワールドカップでは、日本選手の活躍が期待されているのだが、この中からも大リーグの野手は、ムツカシイのだろうか?

 

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