★こんなニュースが流れた。
http://www.news24.jp/articles/2017/09/02/04371491.html
小池東京都知事と、小池氏に近い若狭衆議院議員が2日夜、都内で会談し、国政においてもいわゆる「小池新党」を立ち上げ、『しがらみのない政治』を都政でも国政でも目指す考えを確認した。
旧い政治というか、今までの自民党の派閥政治や、官僚主導からの脱却、周りの利権団体、農協などに対する配慮からの脱却を目指すのだと思うが、具体的にはどんなことを言うのだろうか?
民進党も今回前原新体制になったし、『小池新党との協働』などもささやかれているのだが、安倍政治自体も過去の自民党政治とは、一味違った『しがらみのない政治』を目指しているようにも思うのである。
★要は、従来の構造や体質からの脱却を言うのだろうが、これは言うは易いが現実にはなかなかムツカシク、現状を容認しようという人たちの方が、多かったりするのである。
近々の『加計学園問題』にしてみても、アレだけ官僚政治からの脱却を言っていたマスコミや野党が一転して政治主導の安倍政権を細かいことで追求する昔ながらの政治構造そのものが現実なのである。
『体質』とは身に付いてしまって、意識をしなくてもそのような方向に行ってしまう習慣になった行動 を言うのだが、『しがらみのない政治』がそのような『体質』にまでになることは容易ではないような気もするのである。
『しがらみのない』ということはどんなことかと調べてみたら、このようなことであるらしい。
★『しがらみのない政治や経営』を実現することは、短期的には「リーダーがその気になれば」それは実現するのである。
『小泉内閣』がそうだったし、『大阪の橋下徹さん』『安倍政権』もその流れの中にある。
私自身も現役時代、間違いなく『しがらみのない経営』が出来たと思う。
ただ、それが続かない限り『体質・構造』とはならないのだが、どうしてもリーダーは『前任者と異なる方向』を取りたがる人が多いので、また元の方向に戻ってしまうし、全体としてはあまり冒険をしたくない保守的な人の方が多いのだと思う。
ただ、日本の政治・経営に言えることは、その『視点』が口では国民やユーザーとは言うのだが、実際には関係する利権団体や同業者のために動く『利権体質からの脱却』が実現しない限りムツカシイのではと思う。
そういう意味では、まだ1年の実績だが、東京都の小池知事が明確に『都民ファースト』と具体的に言い切っているのは、注目していいと思う。これが国勢でも『国民ファースト』の流れになり、それが体質化するようになれば、日本の政治も『しがらみのない政治』に変わるのかも知れない。
要は最も基本とする『基本コンセプト=国民ファースト』を明確にして忠実に行動し、そしてそれが続き、ヨコに広がれば、『しがらみのない政治の実現』も可能かもしれない。
★いまは、非常に微妙な時期なのである
いろんなことをいろいろ言うが、自民党政治は現実に続くだろう。
そして、その中で安倍さんが、野党ではあるが小池さんや橋下さんと協調し、新しい前原さんも『民進党ファースト』ではなく『国民ファスト』のコンセプトを尊重し、本当に国民を視野に入れた政治を進めたら、日本の政治もひょっとしたら『しがらみのない政治』の方向に動くのではないかと思っている。
今は『重要な転換点=チャンス』だとと私は思っている。
マスコミがこの流れを見逃さずに、あと押しすれば大きな力になると思うのだが、朝日新聞など安倍さんに反対ばかり言わずにホントに日本のために『しがらみのない政治の実現』に動いて欲しいと思うのである。
そんな『流れの変換点』を見逃さずに行動すればいいのだが・・・・・果たして半年後どんなことになっているのだろう?