★ テレビで高齢者の車の運転について取り上げていた。
昨今、いろいろと言われているテーマである。
今後、超高齢者社会になっていくので、大きな問題であることは間違いない。
私自身も84歳の高齢者で、20代の後半に運転免許を取ったのでもう50年以上も運転を続けていることになるので他人事とは言っておれないのである。
こんな風に言われている。
『自分の老いによる衰えを自覚できない点』『まだ若い』と思っているところに原因がある。
確かに、私自身が『まだ若い』とは思っていないが、正直あまり『衰えを感じていない』のも事実だし、一般の84歳に比べたら間違いなく『元気』だと思うのだが、人様に迷惑をかけることなどは避けねばならないのは勿論である。
私自身が二輪車の世界に従事していて、『安全運転本部長』などを10年以上も務めたし、二輪の自動車学校の設置者などもやったので、交通安全については結構ちゃんと認識しているし、『安全に運転するノウハウ』なども一般の方よりは身に付いていると思っている。
50年間運転して、事故は一度もないし、この10年ぐらいは交通違反的な運転も現実にやらないように心がけているので『優良運転者』をずっと続けているのである。
いま住んでいる三木は『車さえあれば結構便利な立地』なので、出来る限り長く運転したいし、『多分それはできるだろう』と思っている。
★『自分で車を運転する』ということは=自由ということに通じると思っているし、何よりも『運転が好き』なのである。
北海道の会社に務めた時も『運転手をつけましょうか?』と言って頂いたのだが、断って『自分で運転』していたのである。お蔭様で北海道は殆どのところを自分で走って知っているし、日本の全県、沖縄を除いてすべての県を自分でハンドルを握って走ったことがある。
日本中の道を結構知っているというか『走った経験』があるし、日本だけでなく 東南アジア・ヨーロッパ・アフリカ・アメリカ・カナダ・オーストラリアなども、何百キロもレンタカーで走り回っていたのである。
30代の頃最初の営業が東北6県で、仙台ー盛岡ー青森がそれぞれ200キロという広大な県ばかりだから、長距離運転もそんなに苦にならなくなってしまったのである。
こんな『注意事項』が載っていた。
この中で、『急加速・急ブレーキ』はこの50年間やった記憶がない。
最近、ずっとBMWに乗っているのも、日本の車と違って、よほど踏み込まないと『急加速』し難い特製のエンジン性能が気に入っていて、特に最近のように街中で乗ることが多いので『急加速』は危ないと思っているし、『急加速する必要』を全く感じていないのである。
今でも100キロ以上の長距離を走ることもあるのだが、ついこの間のお盆も孫と今年は京都まで行きは名神、帰りは篠山周りで走ってきたし、昨年は淡路経由で栗林公園までのドライブを楽しんだりしているのである。
★ 要は人それぞれ、自分をよく理解して、『迷惑を掛けない運転』を心がけるべきだと思う。
運転免許の書き換え時に、いろいろなテストがあるが、確かに年を取ると一度に複数の注意力が無くなることは、検査結果でも解ったので、最近は交差点などホントに注意しているのである。
やはり、よほど注意しないと『事故など起こしたら』それこそ「年寄りのくせに」と言われてしまうのである。
今日何故、こんなことをわざわざ書いてるかと言うと『あんなこと言っていたのに事故を起こした』と言われたりしないように、『自分のために』わざわざ書いて「安全運転に務めたい」と思っているのである。
車の運転は好きだから、できる限り長く乗っていたいと思っている昨今である。
運転が出来なくなったら、私の人生も終わりかな などと思ったりするのだが果たしてどんなことになるのだろうか?