★産経新聞がこんな見出しの記事を報じている。
http://www.sankei.com/politics/news/170814/plt1708140005-n1.html
『退職後の皆さんがずっと肩書付きの名刺を持てる環境づくりをしたい』
退職後の身としては、気になる見出しだったので、読んでみた。
概略、こんな記事である。
『・・・都議会議員選挙を挟み、わずか2カ月で議会の景色は様変わりしていた。127人のうち女性議員は過去最多の36人。赤や白、グリーンといった華やかな色が目立ち、これから始まる改革への挑戦に目を輝かせる新人議員の姿がまぶしかった。私は新しい議会との両輪で、これまで以上のスピードを持って改革を進めていくことを楽しみにしている。・・・・そこで大切なのは「人」というキーワードである。これまでの都政が経験したことがないほど都民、国民の注目は集まっている。
重点政策方針2017「人が生きる、人が輝く東京へ」は、その一環だ。 ・・・・私が2年目に力を入れていきたいのは、超高齢化への対応だ。2025年には首都・東京も人口が減少に転じ、団塊の世代の皆さんが、どっと後期高齢者入りされることになる。
私は、・・・・退職後の皆さんが、ずっと肩書付きの名刺を持てる環境作りをしたいと考えている。・・・・政局や根回しが上手といった従来の「政治のプロ」たちでは決してないが、それぞれの分野の第一線で活躍してきた議員が、これまでとは違う切り口で政策的提案をするだろう。・・・・人を活かし、人とともに成長していく首都づくりを戦略的かつ大胆に進めていく決意である。政策を競い合う緊張感のある議会との両輪ならば、ピンチに打ち勝つ処方箋を共につくりあげられると信じている。』
★小池百合子さん、なかなかだなと思っている。
どんな点を買ってるかというと、
● 差別化
東京都議会が典型的な旧い体質の議会であった。それが様変わりして今回は素人ばかりだが、確かに『新鮮な議会』が実現した。
● スピード性と実行力
任期4年で何にもできない首長などが多い中で、1年で東京都議会を変えてしまった『実現力』がスゴイ。
● 情報発信力
その『情報発信力』がスゴイ。どのように動けばマスコミが追従するのか、その戦略が出来上がっていて、マスコミが応援部隊に変わっている。
● 末端、『都民への視線』
「都民ファースト」まさに「末端に目を向けた日本の政治家」は今でも殆どいない。都民だけでなく日本中の人たちを味方に付けている。
そんな小池百合子さんが、『退職後の皆さんが、ずっと肩書付きの名刺を持てる環境作りをしたい』と言っている。
『私が2年目に力を入れていきたいのは、超高齢化への対応だ。2025年には首都・東京も人口が減少に転じ、団塊の世代の皆さんが、どっと後期高齢者入りされることになる』
避けられない『少子高齢化』の世の中で、『団塊の世代』が後期高齢者の仲間入りをする来るべき時代への対応として、退職後も『ずっと肩書付きの名刺を』という発想は、人はどのような環境の中で、『元気に生きれるのか』ということがよく解っている。
『年寄りは年寄りらしく庭いじりでもして静かに』などと言う旧い発想は、『もう過去のものだ』と私は思っている。
今の日本の社会は、先人たちが経験したことのない、『新しい超高齢化社会』に入っているのである。
★私自身の経験で言っても70才前後が、一番体力的にも弱っていたように思う。
いま84歳だが8年前に、NPO The Good Times を立ち上げて、その理事長という『新しい名刺』を持ってから、私の老後の人生は変わったと言っていい。
そこには、後期高齢者 などと言う言葉とは無縁の『楽しく新しい世界』が拓けたのである。
『新しいトモダチ』もいっぱい出来たし、今も毎日ネットの世界では「増え続けている」
『現役時代の仕事』よりも、今の方が社会に対する『発信力も影響力』もあるのではと思ったりもする。
そんな年寄りの一人として、『小池百合子の発想』はなかなかだなと思っている。
そんな小池百合子さんと仲のいいのは
私の友達では、吉田純一さんだけかなと思っていたら、
つい先日、 田崎雅元さんも、こんな小池さんとの 旧い写真を送ってくれたのである。
純ちゃんにでも頼んで、いつか機会があれば私も
『小池百合子さんと並んだ写真』があったりしたら、『また元気になるかも知れないな』と夢みたいなことを思っている。