★ 前評判はもう一つだったサムライジャパンは、見事キューバに11-6と第1戦を勝利した。
勝因は、いろいろあるとは思うが、ダブルプレーでピンチを救った菊地のプレーも大きかったなと思う。
何点取るか ということもあるのだが、何点に抑えるかというのが、キーかも知れない。
いろんなスポーツの中でも、野球はちょっと特殊で、ピッチャーが2点ぐらいに収めると、大体勝つものと思っていい。
そういう意味では、ピッチャーとの勝負なのである。
今回のサムライジャパンも、そういう意味では、ピッチャーが日本を代表しているとは言えないだろう。
もし、田中・ダルビッシュ・大谷・岩隈・前田・上原 と揃っていたら、世界一を狙うと堂々と言えるのだが、こんなメンバーに比べると2線級とは言わないが、ちょっと落ちるのかなということは間違いない。
★なかなか予想通りにならないのも野球で、韓国がイスラエルとオランダに連敗した。
韓国のニュースはこのように報じている。
『第4回WBCの先陣を切って、ソウルの高尺スカイドームで、韓国ラウンドの試合が始まった。ドーム球場が完成したことによる、韓国悲願のWBC開催であった。その開幕戦、世界ランク3位の韓国は、世界ランク41位のイスラエルに延長戦の末敗れ、7日には、オランダに5-0で完敗した。今回のイスラエルチームの場合も、メジャーリーグ経験者を含め、ほぼ全員がアメリカ育ちのメンバーであり、世界ランクはあまり意味がない。』
『世界ランク』とあったので、一体日本はどうなっているのかと言うと、見事に男女とも、それも女子ソフトボールも入れてトップなのである。
それなら、『世界一』を今回狙うのも頷けると言っていい。
このようなWBCもいいが、出来れば日米でシーズン終了後に、チャンピオン同士の日米決戦をやって欲しいものである。
★ちょっと、違う観点から。
山田のホームラン性の当たりを、観客がグラブで捕ってしまったので、ビデオ判定になり2塁打になってしまった。
それは『それで』ルールだから仕方がないのだが、捕ったのは中学生だとか。 大人の人でもグローブで捕るという行為はよく見られる行為で、これが『観客のルール違反』だとは知らなかった。
結果は11-6となって、直接勝敗には関係なかったのだが、ネット社会だなと思うのは、こんな結果になってしまったのである。
● この少年は、『観客のルール違反』とかで球場の係の人から『退場処分』になったようである。そんな写真があった。
● この少年が『自分のツイッター』で写真付きで誇らしげにアップしたものだから、批判する人もいっぱいで『炎上』してしまったらしい。
● その少年のアカウントは、私が見たときは、すでに存在していなかった。『炎上』とはそういうことを言うのだということが初めて解った。
少年としては、咄嗟の行為で、そんなに悪気があったとも思えないのである。 ツイッターに流した写真は、誇らしげに写っているので、多分審判の判定の出る前、みんながホームランだと思っていた時点での投稿だと思う。ツイッターは、その時すぐ発信できるところが、いいところでもある。だが、『ネット社会』はムツカシイものである。判定が2塁打と出たからであろう。『お前は捕ったからだ』ということになったのだろうと思う。
自分が捕ったために、『ホームランが2塁打になってしまった 』と解っていたら、少年もツイッターに誇らしげに投稿などするはずはないのだが、それを見る人はそんな推測などしてくれないのである。
ネット社会のムツカシイところかなと思ったりする。
★昨夜は オーストラリアにも勝って、順調である。
この試合も、ピッチャーは好投した。
二死満塁のピンチを救った菊地―坂本のダブルプレーが見事だった。
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