★プロ野球選手の契約更改の時期である。
大谷翔平選手が2億7000万円で契約更改したという。
大谷翔平選手のこの金額は、『ちょっと安いのでは?』という声も聞こえたりした。
『謎多きプロ野球選手の年俸・・・・』という記事が出ていた。
http://www.sankei.com/west/news/161205/wst1612050006-n1.html
プロ野球選手の年俸については、どうももう一つ納得できない面がある。
新人からベテランまでの開きが『大きすぎる』ような気がしてならない。
大谷のような特別の選手なら兎も角、こんな選手がと思われる人が何億円も貰っているし、複数年契約などと言って一端高額で契約すると何年間もそんな金額が貰えるのが不思議である。
例えば、阪神の鳥谷は『いい選手』であることは認めるが、年に4億円も貰うのは不思議である。今年は不振で後半はベンチにいたのに来シーズンは4億円そのままのようである。そのような契約だからそれは仕方がないのかも知れないが、レギュラーでショートを守るであろう選手の年俸はその10分に1以下なのである。
『大谷の2億7000万円より高い』というのはどう考えても不思議である。
まあ、そんな世界なのだから、横からいろいろ言うのももう一つだが、どうも納得がいかないような気がする。
★ リンクした記事にはこんなくだりがあった。
総額を人数で割ったチーム別の平均年俸で今季トップだったのがソフトバンクの6960万円。
昨季まで4年連続で1位だった巨人が5787万円で2位。阪神は3949万円で3位だった。
日本一の日本ハムは3278万円で6位、25年ぶりにセ・リーグを制した広島は9位の3111万円。年俸が低い若手選手が多いチーム事情もあって「費用対効果」は上々だった。
ただ来季のこの調査で「異変」が起こりそうだ。その要因は黒田の引退。広島の今季の年俸総額は18億9791万円だが、推定年俸6億円の黒田が約3分の1を占めていた。今季の年俸総額12位は球団初のクライマックスシリーズ出場を果たした14億6401万円のDeNA。広島が「黒田ロス」で早くも「最下位」転落の危機を迎えている。
★最近年々プロ野球選手の年俸が高くなり過ぎているのは大リーグの影響かも知れぬが、広島の例でも分かるように黒田の年俸がチームの年俸総額の3分の1を占めるというのは異常としか言いようがない。
厳しいプロの世界で戦っているのは解るが、ゴルフのように高額所得者はいるが、来年それが保証されているわけではない。
一般のサラリ―マンと同じレベルのプロ野球選手がいっぱいいるのだが・・・1億を超える選手が正直多すぎるような気がしてならないのである。
基本的には、その年、その時点の成績で年俸を1年ごとに決めるゴルフのようなやり方の方が納得できる。例えばその年1軍に登録、試合に出た人の最低年俸を決めて、最も活躍した人の年俸は上げてもいいが翌年限定とし、次の年活躍しなければ大幅ダウンとすればいい。
来年の年俸は大谷翔平が一番高額であっても、みんな納得するのでは・・・ 鳥谷は来年度は4億円ではなくて『数千万円』まで減額するぐらいにすれば解りやすいと思うのだが・・・
ゴルフやサッカーなどに比べてプロ野球のトータルシステムそのものを全体で見直して、プロ野球各チームの平均化を図らないといけないのではと思ったりする。
リーグ全体でプロ野球が成り立っているので、売り上げ総額を6球団で分割するようなことにすれば、もう少しましになるのかも知れない。
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