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KMJの新販売網政策について

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 ★つい先日だが、カワサキの新販売方式についてちょっと感想を述べている。

 http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/8beaaba7bed66e5d31832087ce3b0a86

 

 その中でも、遠慮がちに私の感想を述べているのだが、私のところには今でもカワサキの現役陣からも販売店からもいろんな情報や相談が寄せられるのだが、『寄せられる意見』は反対意見、それも強烈な反対意見ばかりで、今は現役引退している身だから困ってしまっていたのだが、

つい先日、我が家に送られてくる二輪車新聞の記事を見て、ちょっとこれは意見を明確に申し上げておかねばならないと思っていたところ、各販売店に配られたこの新販売網の構想書を見て、『これはどう見ても、販売の現場をご存じのない素人の発想』であり、50年前から少なくとも国内の二輪の販売網にについては先頭を走ってきた『カワサキ独特の販売網』が持っている『カワサキ独特の意識』や『カワサキユーザーの気持ち』など全然お分かりになっていないと思ってしまうのである。

  

     

 

   

 

少なくともカワサキの国内の販売網は、KMJと末端の販売店とで創り上げてきた『協働作』であったはずである。

今回のこの発想の中に『幾らかでも販売網からの意見』が採用されているのであろうか?

『カワサキの販売網』は『独りKMJの持ち物』という独善的な思想で満ち溢れている『新構想』のような気がしてならないのである。

この二輪車新聞に出てくる人たちの氏名は、二輪業界がお解りになっているとはとても思えない異質な方たちばかりである。

寺西さんは私も面識はあるが、伊藤忠からアメリカのKMC社長を経てKMJに来られたのだが、国内独特の、カワサキ独特の販売店や、KMJの従業員の気持ちなど解っておられないのではなかろうか?

『いまは自由にものが言えなくなった』というのが私の耳に入る一番多い言葉なのである。

KHI・KMJ・販売店の人たちについては、今でも結構わかっているのだが、多分このプロジェクトを進めておられる谷部長は私は知らないが、国内の販売網など全然お分かりになっていないのではないかと思ってしまうのである。

カワサキの二輪事業の特にマーケッテングの分野を担当してきた私としては、二輪車新聞のトップ面にこんな記事が載るのはちょっと恥ずかしい気持ちなのである。その記事も、カワサキのことならすべてご存じの衛藤誠さんの記事でないことは明らかである。

 

 先日の私のブログの中で、販売店やユーザーの方のご意見を紹介しているのだが、文章にしてもこれくらいのことを仰るのである。

  

 

 ここに意見を述べておられるのは、この業界では結構プロの方たちである。

 五十嵐みゆきさんは、ホンダの社長秘書室にも自工会にもおられた方なのである。私とは今年の7月にFacebook で繋がって、先月この件もあって東京で初めてお会いしたのである。ヤマハのユーザーの方からも「厳しいご意見」なのである。

カワサキのOBで、現在大阪の正規販売店のオーナーでもある吉田純一さんに『破滅に向かっています』などと書かれてしまっている。先日兵庫県のこの新方式に参加することになっている販売店のオーナーから『参加することにはしてるけど、内容は絶対反対』『賛成している人など皆無』と厳しい意見なのである。

 

 

★KHI の事業本部の方たちは、本当にどのように思っておられるのであろうか?

これは単なるイベントとは違うのである。

特に販売店に配られた一方的な押し付けばかりの『新販売網への諸条件』は、販売店の経営をどのように考えておられるのであろうか? それとも若し破綻でもしたら『販売店の経営の全責任』をKMJが負うとでもいうのだろうか?

こんな押しつけがましい条件は、カワサキの販売店は断固認めないほうがいい。ご自身の首を絞めるだけである。

50年、営々と創り上げてきた『カワサキ独特のブランドイメージの破壊』としか言いようがないのである。

これは契約ではなくて保険のような約款である。若し契約であるというのなら販売店側の意見を入れて貰うべきである。

 

 

★12月8日には大阪の新店舗がオープンするというので、『一度現場を見たい』と思っている。

大阪の店舗は、1973年『カワサキ特約店』がスタートした時の原点の場所なのである。私はその時の大阪母店長なのである。当時のカワサキ特約店の発起人みたいな方だった船場の岡田博さんも亡くなってしまったが、今回の新構想に少しは関係された奥井さんは 故岡田博さんのご紹介で、私ともちょっとは繋がっているのである。

然し今回の構想の、特に新店舗の色々な部分は、奥井さんではなく谷部長の主導だと私の耳には入ってくる。一度その谷さんが推進されたという大阪の新店舗を見せて頂こうと思っている。

その時は、カワサキ特約店推進の発起人の一人で、今でもカワサキの販売店をやってる 株)忍者の伊藤さんを誘って彼の意見も聞いてみたいと思っているのである。本件はまだ伊藤さんには言っていないし彼はネットは見ないけど、こう書いて置けば彼の耳に入るはずである。 私はいつでも大丈夫だから伊藤さんのご都合のいい日時に合そうと思っている。

 

私のブログは、カワサキの方も結構ご覧になるのである。

いま、KHIの営業本部長の浅野さんの忌憚のないご意見など出来ればお聞きしたいなと思っているのである。

これは単なる、イベントなどではないのである。

カワサキの販売網の問題であり。且つカワサキの『ブランドイメージ』の問題なのである。

『イメージ』とは自ら発信したりするものではなくて『他人の評価』なのである。

そんな根幹に関する問題だから、横から黙って見ているわけにもいかない状況になりつつあるように思うのである。

 

 

 

 

 

   


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