★韓国は大変なことになっている。
まさに政治の『利権構造・その既得権層』に対する民衆の不満である。
お隣の韓国だけではない。
東京の『都議会構造』については猪瀬さんがネットの世界などで暴露し続けていたが、今回は小池百合子の政経塾「希望の塾」で講師として講演などしたものだから、一般マスコミもこれをニュースとして取り上げたのである。
従来は、マスコミも何故か、こんな『利権構造』に自らの利得もあったのかどうか、今まではドンと言われる『内田茂』の名前などは出なかったし、反対した議員は自殺に追いやられたとかというような話にもなっているのである。
日本の政治構造も、国会議員も県会議員も市会議員も、政治家と称される方たちは、大なり小なり「利権構造」にまみれているように思う。
日本の今の政治・社会・経済の構造は政治家も官僚も財界も、みんなこの政治の『利権構造の中』で動いていて、端的に云えば税金の分捕り合い合戦を展開しているのが現実なのだろう。
『政治の利権構造』と検索したら。こんなページが現れるのである。
私は別に「左翼」でもないし、安倍さんなどは大好きな政治家だが、とにかく金の亡者のような、『エスタブリッシュメント(既得権層)』は何とかならないのかな? と思っているのである。
★話は、飛んでちっちゃなことになるのだが、昨年の今頃は、『地域の活性化』を手伝おうと、私の住んでいるまち『緑が丘のまちの活性化』を目指して有志の人たちと『水曜マルシェ』など毎週欠かさず一切、行政からお金など貰わずにやってきたのだが、その集大成として年末近くに、最後に1日だけの『緑が丘マルシェ』を開催することになって、そのメンバーに私の仲間たちも参画したのである。
これの実行委員会は街の人たち中心なのだが、実際の主催は「三木市」で、三木市が噛むとたった1日だけの『マルシェ』に補助金として100万円の予算が付くのである。 そしてその100万円はどうしても使い切ってしまわぬとダメなようなのである。そして一番の問題は、その100万円の予算がどう使われたかは、三木市役所と補助金申請された方は解っているのかも知れぬが、実行委員会のメンバーには一切開示がなされないのである。
100万円も予算があるので、例えば『のぼり旗』一つにしても、一般の市価の倍に近い値段で作られて、確かに地元企業の支援になっているといえばその通りかも知れぬが、どこかにリベートでも出てるのではないかと思ったりするのである。
今年は一切参画しなかったのは、こんな不明瞭な補助金の実行委員会に名前を連ねるのは嫌だという仲間も多かったし、小さな話だがこの辺りが、『エスタブリッシュメント(既得権層)』で世の中には、補助金のプロみたいな人がいるのが普通で、三木市役所もこのような現実に慣れてしまっているのだと思う。
確かに予算を申請した『担当課』とすれば、獲得した予算を使い切らないと翌年の予算申請の時、困ってしまうというのが現実なのだろうが、世の中、税金の分捕り合い合戦なのである。
★今回のアメリカ大統領選挙も、私は最初から「トランプが勝てばいいな」と思っていたのは、クリントンは間違いなく、既存の政治の利権構造に近い人だと思ったからである。
『エスタブリッシュメント(既得権層)』という言葉も、今回のアメリカ大統領の選挙から私は認識したのである。
9月末までの総計では、トランプ氏は、約1億9000万ドル、クリントン氏は4億0100万ドルを費やした。
『トランプ・クリントン 大統領選挙資金』と検索するとこんなページが現れるのである。
トランプは『アタマ』を使って ツイッターやFacebook の無料のSNSを駆使して、末端の有権者へのダイレクト・コミユニケーションを試みているのである。
過激な発言も、それを一般のマスコミは無料で記事として取り上げてくれるので、そのための選挙戦術みたいなところもあったように思う。
お金持ちだから、大統領の給与などアテにしなくてもいいのだろうが、一般の政治家たちもお金を税金から自分の懐に入れる「利権政治」などではなくて、政治は『理念に基づいた』オープンなものであって欲しいと思うのである。
そういう意味で、従来の『政治屋』ではない、本当の意味の『政治の専門家=プロ』を小池百合子さんやトランプさんには期待したいのである。
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