★博多の駅前の道路が突如陥没したのは、確か11月8日のことである。
テレビに映し出される映像を見てびっくりした。幸い一人も事故に巻き込まれなかったのは奇跡に近いが、よかったなと思った。
それにしてもヨコのビルがびくともしないのにも驚いた。
地中深く杭が打たれているのがよく解る。
ただ陥没しただけではなくて、地中には大きな土管も電話線なども埋められていて、その復興は大変だなと思っていたのだが、
11月12日に電話回線が仮復旧、14日には道路の復旧を終わり通行できるというニュースが流れた。
確か何日か前に、博多市長がそのような談話を発表はしていたが、この復旧のスピードは、驚異的である。
日本独特で、他国ではなかなかこうは行かないのだと思う。
この事故に限らず、日本の災害の復旧工事のスピードは、いつものことだが素晴らしいなと思う。
緊急対策だから夜を徹して、大量の機械を集めてやるからできるのだろうと思う。
そういう実力を持っている日本の土木業界というか、関係団体の実力だとは思うのである。
★こんな実力を持っているのに、通常行われる新しい道路の敷設工事などは逆に『遅いな』と思うのである。
私が住んでいる三木と明石を結んでいる175号線の工事などは、国の予算の関係もあるのだろうが、もう何十年も掛かってるのにまだ完成しないのである。
工事をやっていないのかというとそうでもなくて、年中何かはやっているのである。
コストの中には間違いなく時間に係るコストが大きいのだと思うが、現在の造成のやり方を見ていると、通る人たちのためというより、地元の土木工事店に『何十年間の仕事』を与えることが目的ではないかと、疑いたくなるような遅さなのである。
この辺りが、もう一つ「よく解らない」のである。
★こんな素晴らしい実力を持っている日本なのに、福島原発の事故後の対応は、あと40年も掛かるというのである。
どう考えても一端事故が起きると、半永久的に影響が出るような原発など日本に要らないのではと思うのである。
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