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高齢者講習 雑感

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★昨日は『高齢者講習』を受けてきた。

私の免許期限は来年の3月なのだが半年前の9月にこんな通知が来たのである。

 

 

       

 

 

すぐに検査・講習の予約をしないと更新できなくなります』と書いてあるのですぐ、いつも行ってる小野の教習所に電話すると『満員です』という返事なのである。

ホントに3月まで満員なのかどうか解らぬが、『満員』というので『廣野』に電話したら『11月7日』だと仰るのである。それもその日しか空いていないと思わせるようなご返事なのである。

別に11月7日の予定などなかったので昨日行ってきた次第である。

 

 

  

 

 

電話では、上から目線みたいで愛想なかったのだが、実際に行って見るとなかなか応対もいいのである。

ただ、昨日の 受講者は3人だけで、小野で何度か受けているのだが小野の場合は多い時は20人近くもいたのに『なぜ3人だけですか』と聞いたら、講師1人に対して3人が限度で規定でそうなってるということのようである。

一人で3人の客に対する対応だから、至極丁寧で時間もたっぷりでびっくりした。

結果は、好成績で無事合格、『終了証明書』を貰ってきた。これがあれば3月の免許更新は至極簡単である。

 

★だんだんと講習内容も変わっているようで、一番最初に『記憶力・判断力』の検査から始まった。

前回と違って、この点数が極端に悪いと次に進めないらしいのである。

 

私の結果は、総合点が90点となっているが3つのテストがあって

Aは、名前や住所、今日の年月日、今の時間はおおよそ何時というようなもので15点というのは満点なのである。

Cは、時計の絵を書いて「11時10分」を針を入れて表示するもので7点というのは満点なのである。

Bは、1枚の少し大きなカードに例えば『大砲・時計・バラ・たけのこ』などの4つの絵が書いてあって、そんなカードが4枚見せられるから、16個の何かがあるのだが、ちょっと他のことをしてから『さて何があったでしょう』という問題なのである。

この問題一番最初にやった時には、『なんだそんなもの』となめてたのがイケなくて16のうちどうしても5つぐらいしか出てこずに、コレで記憶力に自信を無くしていたのだが、2回目は8つぐらい 答えられて 今回は13は答えられたのである。 

だんだん歳を取って記憶力がよくなったのではなくて、最初に小野でやった時の説明に比べて今回は懇切丁寧で、2回もカードを見せて説明してくれたからもあるし、『慣れ』もあるのだと思う。

 

問題の出し方などもこれが合格しないと次に進めないので少し丁寧になったのかもしれない。

 

 

 

 

一番最初にやった時は、幾ら考えても『同じもの』ばかりがアタマに浮んでほかのものが出てこなかったのだが、こんなのも『慣れ』かも知れない。

 

★続いて、教習所内のコースの車庫入れやクランク、踏切の一旦停止などの『運転実技』だが、これも1回ではなくて2回も3回もやったが、これも講習者が3人だから一人の時間が長くなるのである。

これも問題なくクリアできた。

 

そのあともう一度教室に戻って、器械による運転実技、これは結構ムツカシイ。

それの私の点数である。

 

 

 

 

カッコ内の点数が70歳代以上の平均点で、すべての項目で上回ったのでホッとした。

 

そのあと視力・動体視力・夜間視力などの検査があったが、これも30~50代の平均よりちょっと悪いぐらいで高齢者としては結構いい評価が出た。

 

★私自身は、二輪関係にいたしカワサキの安全運転本部長も長く務めたし、二輪の自動車学校の初代「設置者」(これは校長先生みたいなもので、業界でこのような呼び方をする)だったこともあって「安全運転」については結構関心もあるのだが、上記のように一般の方々から比べると点数はいいのだが、最近は特に街の中の運転は『慎重』にやっている。

間違いなく『視力』などは落ちているし、前々回の講習の時16のうちなぜ5つしか答えられなかったのか、という解説に、『年を取ると一つのことは解るのだが、それが気になって別のことにアタマが回らない』と言われたのである。

まさにその通りでいくら考えても同じものが出てくるのである。

これが運転に例えると『信号の青・赤』に目が行くと、そればかりが気になって横断歩道や、右折禁止などを見逃したりするというのである。見たら解るから『認知症』ではないのだが、一度にいろいろなものを見れないのである。

特に街の中は横断歩道もあるし、一旦停止もある。そのあたりは結構慎重に運転しているのである。むしろ高速道路のほうが、運転しやすい感じである。

 

昨日検査した中で、夜間視力は点数は良かったのだが、光を30秒見てからは視力が極端に落ちるのは実感した。実際の運転では対向車の光を見ると同じことで『視力が落ちる』そうである。最近のクルマはヘッドライトが明るくなってるので『出来る限り見ないように』ということだった。

高齢者の事故が増加傾向にあるので、高齢者の免許更新は今後どんどんムツカシクなりそうで大変だが、コレであと3年間は運転が出来そうである。もし生きてたら3年後は87歳だが、もう一度ぐらいは免許更新してみたいと思っている。

 

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