★ 『若者のゴルフ離れを払拭できるか 』と題して こんな記事が出ていた。
ゴルフ場利用者数は70代が141万人、60代が171万人となっている一方、30代は74万人、20代に至っては38万人と、見事な逆三角形を描いている。市場の先細りは明々白々である。
こんな風に書かれていたが、
ゴルフが隆盛を誇ったのは、ゴルフがただの遊びではなくれっきとした仕事であり、ゴルフ場は社交場であるという考え方が当たり前であったから。ゴルフ場に支払われた料金の多くは、会社の経費として処理されてきた。
確かに、会社の中で『ゴルフ』は仕事でもなかったが、『会社関係のゴルフ』が殆どであったのは確かである。
私がゴルフを始めたのは40歳を越えてからで、始めた理由も会社の人たちに勧められて『会社のコンペ』に参加すること、社内の付き合いが主だった。それに接待されることも結構多かったし、会社の費用でのゴルフも結構多かったのである。
現役最後の2年間を札幌で、二輪とは違う建機の仕事をしたのだがこの2年間が一番ゴルフの回数が多かったが、その殆どは会社の交際費だったのである。
いろんな会社が集まったゴルフコンペのグループがあって、1社どれくらいだったか忘れたが結構高い年会費が支払われて、当番会社が毎週ウイークデイにゴルフコンペを主催する。主催するといってもゴルフ場の手配や案内などまあ言えば幹事の役割をすればいい、参加料は参加者の負担で、その賞品はは最初に収めた年会費で購入するので、費用は掛からないのである。
各社は、参加しないと最初に払った年会費が無駄になるので、参加してその賞品を頂くのである。北海道のゴルフはアウト・インが通しで中断がないから大体午前中というか半日で終わってしまうので、午後は会社に出勤すればいいのである。こんなシステムだったから、毎週のようにウイークデイのゴルフがあったのである。
毎回非常に沢山の会社からの参加があったが、北海道の人は半年しかゴルフができないので、冬は専ら練習をしているからか熱心だし上手いのである。グロスでほとんどの方は2桁のゴルフだった。
こんなのは札幌独特の『ゴルフ文化』だったのかも知れぬが、当時はお役人もも結構参加していたし、民間会社も今と違って『交際費』の使い方がのんびりしていたのである。
そんな交際費の使い方などの問題もあるのだろうが、日本でゴルフを今の若い人がやらないのは、
● 基本的に遊びとして高すぎる
● 郊外で遠いので『丸1日仕事になる』
● 上着着用など ゴルフ場独特の雰囲気が堅苦しくて馴染めない。
などなどいろいろあるのだろうが、基本的には高すぎることに尽きるだろう。アメリカぐらいになれば気軽にやる人も多くなるだろうから、若い人たちももっと参加するかも知れない。
★ 『統計によれば、70歳を超えると、2人に1人はゴルフを辞める』と記事の中には書かれているが、
私はまだゴルフはやっているが、流石に回数は減ってしまって、明後日はZ1会のゴルフなのだが、今年はこれが2回目なのである。
70歳以上が主力のような Z1会だが、昨今は流石に『体調不良』などを理由に退会する人も増えている。
ただ、最近は体を整えることを目的に、『素振り』だけは毎日欠かさずやっている。
それが、『スコア』に繋がればいいのだが・・・
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