★フィリッピンの ロドリゴ・ドウテルテ大統領が来日中で話題である。
どんな人なのか知らなかったので、Wikipedia で調べてみた。
その中から分かったこと、気になることなど・・・・
レイテ島のマアシンの出身。父親は法律家、母は学校教師という家庭に育ち幼少時にダバオに移った。大学時代の恩師はフィリピン共産党の創設者ジョマ・シソンであり、シソンからは大統領選での支持も受けている。また、共産党員を閣僚に起用する案を掲げるなど共産党との協力にも積極的である。大統領就任後は共産党のゲリラとの間で無期限の停戦合意にも成功している。大学卒業後はダバオの検察官として約10年働いた後、政界に進出した。
母方の祖父が華人で呂(Roa)という名字を名乗っており、母親の旧姓もRoaであった。ドゥテルテも中国語についても「聴いてて理解できる」と語っており、外祖父が中国人であると発言している
ドゥテルテは1988年にダバオ市長に選出され合計で市長職を6期務めた。2010年のダバオ市長の改選では憲法の多選禁止規定により、ドゥテルテ自身は立候補できず、娘のサラ・ドゥテルテを立候補させ当選、ドゥテルテは副市長に就いた。2太字 (Ctrl+B)013年の市長選挙で再び出馬し当選、7期目の市長を務めることとなった。
ドゥテルテの執政下では記録的な好況を実現し、ダバオは平和とタクシーのボッタクリが無くなるなど、治安の改善を実現した。ダバオ観光局はフィリピンでも最悪の犯罪発生率を劇的に軽減させることに成功し、「東南アジアで最も平和な都市」を標榜している。
大統領選挙戦中は過激な発言を行う人物として同時期に進行していた2016年アメリカ合衆国大統領予備選挙の共和党候補であるドナルド・トランプになぞらえ、「フィリピンのトランプ」とも揶揄された。しかし当選後の会見では「冗談であった」とするなど選挙期間中の過激な発言を修正し始めている。
ドゥテルテは大統領就任前から麻薬撲滅のために厳しい態度で臨むことを表明しており、就任後の施政方針演説では「麻薬王や資金源、密売人の最後の一人が自首するか、あるいは投獄されるまでやめない。彼らが望むならあの世に葬り去ってもよい」と公言した。実際に、麻薬犯罪に関わる容疑者を裁判にかけることなく逮捕の現場で射殺する事件がわずか1ヶ月余りで1800件が発生している。
こうした人権蹂躙について、アムネスティ・インターナショナルは繰り返し警鐘を鳴らしたが、こうした警告に強く反発し、一時国際連合の脱退をほのめかし、かつてのインドネシアで「第二国連」を掲げたスカルノのように中華人民共和国とともに国連に代わる新しい国際機関を設立することも示唆した。国際連合事務総長の潘基文との会談も拒否し、「馬鹿」と罵倒している。
また、人権侵害をやめるよう訴えたアメリカ合衆国大統領バラク・オバマを、タガログ語で「売春婦の息子」を意味する「プータン・イナ (Putang ina)」という表現で侮蔑するなどの行為を繰り返した。フィリピン南部、ミンダナオ島に駐留するアメリカ軍については「出て行かなくてはならない」とも発言している。
型破りな政治家であることは間違いない。
中国との問題も、中国人の血を引いているようだし、とにかくフィリッピンでは熱烈な支持であるようだ。
橋下徹さんはツイッターで、このように云われているが、確かにその通りのような気がする。
★振り返って、今の世界の政治家たちがやっていることが、本当に正しいのか?
その辺が問題なのである。
政治家が一番先にやらなけければならないことを、綺麗ごとばかりを言って放棄してしまっている。
そんな時代だから、 トランプさんを支持する人たちも出てくるし、
東京都の小池百合子都知事の支持率が高いのも、『従来の政治のやり方の否定』があるので大衆は拍手するのだと思う。
フィリッピンには何度か行ったが、フィリッピン人は明るくて友好的でホントにいいのだが、貧富の差は激しいし、離島は治安が悪いというし、そんなフィリッピンのために『何を一番にすべきか?』というのが国内の治安の安定であったり、経済を立て直して貧富の差をなくすことが何よりも優先されるのは当然のことかも知れないのである。
確かに『人権』などはそんな時代を乗り越えた上で初めて言えることで、フィリッピンに今それを一番先に求めるのは違うのかも知れない。
兎に角、ちょっと差別化されたことをやると非難の対象になったりするのだが、ドウテルテさんも、トランプさんも、小池百合子さんも、『応援してあげたい』というのが正直な気持ちである。
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