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EU離脱した英国・雑感

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★まさかの英国のEU離脱。

みんな『まさか』と思っていた節もある。

直前のマスコミの論調などを見ていても、最後は英国の『常識』が残留を選択するというような感じだった。

 

私自身は、どうなるかなど全く解っていなかったし、離脱した今後、英国がどうなるのか?

日本がどんな影響を受けるのか?

そんなムツカシイことは全然予想も出来ないのだが、子どものころから『イギリス・英国』にはいろいろな想い出の多い国なので、離脱したのは仕方がないのだが、今後上手く行ってほしいと願っている。

 

★ みなさん、英国、イギリスにはどんな印象をお持ちなのだろうか?

私なりに子供の頃からのイギリスはほかの国と違ってちょっと特別な国なのである

● 一番最初に『イギリス・英国』を意識したのは、小学校の3年生の時、1941年12月8日、突如大東亜戦争が勃発し、その開戦直後12月10日のマレーシヤ沖での英国戦艦・プリンス・オブ・ウエールズの撃沈、さらに続いて1942年2月、当時難攻不落と謳われたシンガポール要塞を日本が10日足らずで攻略した結果、英国が率いる軍としては歴史上最大規模の将兵が降参したこと。

当時、シンガポールは 昭南島と呼ばれたりした。

 

        

 

● 私の人生の中で、他国が日本に降参した経験はこの1回だけである。国を挙げてのお祝いムードだったし、小学生にゴムまりが配られたりしたのである。 『大英帝国が降参した』という印象が強烈で、逆に『イギリス』には、その後好印象を持っているのは不思議だが正直そうなのである。

 

 

 

●戦後、中学校で一番先に出会ったのが『英語』だったが、その時も小学校のころの好印象があって『英語』はすぐに好きになれたし、その後世界を歩いた時でも、英語の通じる国には、好印象を持ったのである。イスラムのイランなどは、英語も通じないし、数字が独特で数字すら解らないのである。

●二輪業界に入って、イギリスは二輪の先進国だったし、何よりも当時の『マン島TTレース』の印象が強烈で、その『マン島』で契約ライダー藤井敏雄君を失ったりして、さらに英国には特別の想いが出来たりもした。

 

     

 

● 何度か、英国には行ったのだが、日本と同じ島国だし、ロンドン・リバプール・サウサンプトン・ケンブリッジなどには行ったこともあるので何となく親しみを覚えている。リバプールは飛行機だったがあとは車で走り回ったので懐かしい。

● 海外に行っても結構一人でうろうろするモノだから、ナイジェリアに行ったときにロンドン・ヒースロー空港で幾ら便を探しても見つからない。聞いてみたらロンドンには空港が二つあって、ナイジェリアにはもう一つのガトウィック空港だと聞いてタクシーを飛ばして何とか間に合ったこともある。その時も『何とか』英語が通じてよかったのだが。

● 一度 ドイツースイスースペインーフランスーイギリス というルートで出張したことがあるのだが、海外でもレンターカーを借りての出張なので、ドイツあたりでも道路標識が解らないし、田舎に行けば英語が通じないのである。英語が通じない国ばかりを回って、最後にロンドンについて、正直ほっとしたことがある。

● イギリスといえば『紅茶』も『陶器』も身近だし、何よりも車の運転が『右ハンドル』がいい。これもよく行ったオーストラリアもイギリスの植民地で車の運転も日本と同じだから、そういう意味でも、何となく英国は身近に感じているところがある。

 

★こんな身近な印象のほかに、何といっても大英帝国であり由緒正しい王室の国である。

明治維新で日本も大きな影響を受けているし、世界の中枢を歩んできた国であることは間違いない。

そんな国の人たちが下した今回の『UE 離脱』の判断なのである。

この判断が、正しかったのかどうかは解らぬが、既にその方向は決まったのである。

ちょっと、世界が変わってきているのかも知れない。ほかの国にも『UE疑問』という勢力もあるようだし、アメリカのトランプさんは、『EU離脱』の方向を『支持』のようである。

 

私が現役の頃は、未だ『EU』ではなかったので、『EU』になってからのヨーロッパは知らないというか、経験がないのである。

世の中の仕組みは、『一長一短』があるのは当然だから、今回の英国の人たちの判断の評価は、今後の推移を待たねばならないと思う。

 

     

 

今朝のニュースにも、こんな見出しが並んでいて、今回の判断は、まさに英国を2分したものだったことが明らかである。

 

 

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