★ 門野力也。 いま、慶応大学3回生、アメリカの娘の長男である。
日本に留学中だが、3人のアメリカの孫のうち一番、ちゃんと日本語も書けるし喋れるし、勿論英語も喋れるし、聞ける。
ネットのことなど、何故か無茶苦茶詳しいのだが、どうも表に出るのが嫌いで、写真をネットに出すのも嫌がるので、
彼のことはあまり触れたことはない。
そんな彼が、今回学内で『しぇあぷろ』という 何かよく解らないが イベントらしきもの をやったようで、
不思議なことに 代表 門野力也 と書いてある。
彼のFacebook からである。https://www.facebook.com/rikiyasoccer62821?fref=ts
そこにもトモダチの発信ばかりで、自分では何も書いていない。
『イベント初企画のリッキーが 1から企画書書いて、発表者を集め、当日は立ち見が出るほど大盛況に!』
とのトモダチの記述があったりした。
企画はするけど表にはあまり出ないのは、考えてみると若い頃の私に似ているのかも知れない。
この写真でも、一番後ろにマスクをして立っているのが孫である。
一生懸命やったからか、それで風邪をひいたとかで、今寝込んでいると連絡があったりした。
こんな20名ほどの、グループのようだが、大きなマスクをして顔が解らないのが彼である。
★ 企画が出来るというのは『いいことだ』と思う。
表にあまり出ないのも『いいこと』かも知れない。
昨今は、いろんなネットの世界などで、毎日自分の意見を言っている私なのだが、
70歳になるまでは、社会に向かって『自分の意見』など言ったことは一度もないのである。所謂『投書』などもした経験はない。
自分の意見を外に向かって初めて言ったのは、
廣野ゴルフ倶楽部の理事長あてに、『廣野ゴルフ倶楽部の公道と面している部分が未整備で汚い』という事実を、
『公道と面している部分は社会との接点です。廣野のゴルフ場の中が綺麗なのはよく承知していますが、社会的責任のある人たちがメンバーに多い廣野ゴルフ倶楽部なのだからは社会の道と接しているその部分もそれなりに整備すべきです』
と「親展」でペン書きで送ったのが初めてなのである。
非常に丁寧なご返事を頂いて、即刻対応して頂いたのである。
これも毎朝廣野のヨコの道を通って明石の会社に通勤していたので、毎朝思っていたことなのだが、言いだすことが出来ずに、70才になったから、一つぐらい文句を言ってもいいか とお手紙を差し上げたのである。
具体的な対応がすぐあったのは嬉しかったし、それがある意味自分の意見を世に言うきっかけになったのである。
さらに2006年、74歳の時にパソコンを覚え2006年9月にブログ『雑感日記』をスタートしてからは、殆ど毎日自分の感じたことを発信するようになったのである。
★孫は、ネットの世界は本当に詳しいのだが、ブログも一切やらないし、Facebook もやってるが殆ど発信はしない。
『力也がイベントを企画した』のは本当に意外だったのだが、 何となくその気持ちは解る気がする。
『黙っていても、周囲から頼まれたら、ちゃんとできればいい』というスタンスなのだろう。
これは、私の現役時代のスタンスと同じで、私はいろんなことをやっているのだが、それはみんな周囲や上から『頼まれた』ことをやってきただけのことで、『自分から動いた』ことは1回もないのである。
自分で立ち上げて、自分で動き出したのは7年前、NPO The Good Times を立ち上げてからの75歳を越えてからのことが初めてなのかも知れない。
そういう意味では、孫も、ある意味息子も、『似てるところ』があって、殆どネットの世界などには現れないのである
私も若し現役なら、今のような情報発信の仕方はしないのかも知れない。