★『風薫る』は季語としては初夏だというが、新緑の今頃が一番似合う言葉だと思う。
季節は毎年、間違いなくやってくる。
四季のある日本の風土の中でも一番いいシーズンだと言えるのだろう。
暖かくなり爽やかな季節だが、5月が近づくと風が吹く。
鯉のぼりが空を泳ぐ季節なのである。
昔からの日本は、そんな季節を上手く取り入れていて、『鯉のぼり』が空を勢いよく泳がずに、垂れ下がっていたのでは様にならないのだが、毎年5月には間違いなく風が吹く。
毎年、適度ないい風が吹くものだと思っていたのだが、『昨日の風』はちょっと強すぎた。
★この連休、庭の木々も若葉を延ばし続けている。
小さな庭なのに、自分で手入れをしようと思うと、毎日 葉狩や剪定をしなければ、鬱蒼と茂ってしまう。
風が樹木の間を抜けて、『新緑の香リ』を運ぶから『風薫る』などと言ったのだろう。
『風薫る』と画像検索すると、こんな写真が現れた。
日本は 自然豊かないい国だと思う。
ゴールデンウイーク 都会ではこんなのは、感じられない。
こんな日本本来の自然を求めて、人は地方を目指すのだろうか?
昨日の テレビ。 高速道路の渋滞ばかりが目立った。
『三木』どちらかと言うと『田舎』だが、この季節静かに過ごすには、絶好の立地だと思う。