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3万円の電卓 『計算機今昔』 雑感

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★カシオから3万円の電卓が発売されたというニュースが流れた。

 

 我が家にも、何台か電卓はあるが、一体幾らなのかはよく解っていない。

ホントにそんな電卓作って売れるのか? 

買う人がいるのだろうかと、調べてたらこんな記事に出会った。

オモシロい記事なのでそのまま概要をご紹介してみたい。

  http://news.livedoor.com/article/detail/11203481/

 

 

 

なんと、3万円もする電卓があるらしい。電卓なんて、売れてないのになぜ今さら? …実はそう思っていた。だが、電卓は全世界で毎年、7000万台以上も売れているのだという。

 

驚きのハイプライス!“3万円の電卓”は高いか、安いか?

 

■なぜ『S100』は3万円もするのか?   3万円の電卓。その名はCASIOの『S100』という。

 

驚きのハイプライス!“3万円の電卓”は高いか、安いか?

 

 電卓に3万円って、正直高すぎませんか? だって、百均で電卓が買える時代にそんな高級電卓の必要なんてあるのか? そう思うのが普通の考え方。

 

驚きのハイプライス!“3万円の電卓”は高いか、安いか?(左)商品企画担当 大平啓喜氏/(右)デザイン担当 宇都宮 亮氏

 --なぜ『S100』を作ったのですか?

 大平氏: 『S100』は“持つ喜び”をユーザーのみなさまに感じていただけるために、デザインチームと電卓の本質について見つめ直しました。

宇都宮氏:高級品といわれるモノ。たとえば万年筆などは100年経っても機能が変わらないけれど、所有する喜びは大きい。電気製品でもそういう喜びがあるんじゃないかと思っています。

 

--電卓の本質とはどういうことですか?

 宇都宮氏:まず、キーを連打してみて下さい。その後のディスプレイに表示する反応速度が、通常のモデルより速いんです。ほんの0コンマ何秒の反応の違いが気になるという、プロの細かな感性を大事にしています。

 

驚きのハイプライス!“3万円の電卓”は高いか、安いか? 驚きのハイプライス!“3万円の電卓”は高いか、安いか?

 --外観のこだわりはどうでしょうか?

 大平氏:今までのプラスチック筐体(ボディ)からアルミニウム合金を削り出したボディにしています。

 

驚きのハイプライス!“3万円の電卓”は高いか、安いか?

 

さらに、ボディ外周にダイヤカットを施しています。すごく艶が出ているのがわかりますか? これはダブルアルマイト処理をしているからなんです。とにかく材料を一から見直し、ひとつひとつの工程の精度を高め、フラッグシップに相応しい、硬質感・重厚感を出すようにしました。

 驚きのハイプライス!“3万円の電卓”は高いか、安いか?

 

3万円という金額は高級品の中では、高いとはいえない値段かもしれないです。世の中には5万円や10万円、そしてそれ以上の値段のモノも多いですから。でも、3万円が高いかどうかは別にして、不用意にビスが見えたりするのは“スキ”があると思うんです。それはダメだろうと思っています。

 

 ■3万円の電卓は高いか? 安いか?

 機能やデザインの話しを聞いていると、何だかこの『S100』という電卓は特別なモデルに思えてくる。スキの無い工業製品は、やっぱり美しいし素晴らしい。

3万円を電卓にかけられる人は、多くないかもしれないけれど、これを買えば、同僚に、取引先に自慢できることは間違いない。それと、一度使うと手放せなくなるはず。

 それにしても、3万円という価格。実に悩ましい。買えない値段じゃないけれど、“電卓に3万円”というのが贅沢なのも事実。あぁ、欲しい。できればプレゼントされたい…すっかり、カシオ計算機の“計算”にはまってしまったものだ。

 

 ★ 確かに万年筆でも高級品は高いし、同じ機能で言うなら、時計などは1000円のものから何十万、何百万円のものまである。

まずは、それを持つ人が満足すればそれでいいのだろう。

従来は、電卓にそんな価値観を 持つような人はいなかったのだが・・・・

 

私が会社に入って最初に出会ったものは、足し算をするため算盤と、掛け算割り算のためのタイガー計算器だったのである。

毎期の償却計算に使っていて、そういう意味では、『計算のプロとして使っていた道具』であった。

最近では足し算も掛け算割り算もみんな電卓でやるのだろう。

 

 

 初めてご覧になる方が殆どだと思うが、これが『タイガー計算機』である。

私が入社したころ、昭和32年ごろこの計算機を使ってたのは償却計算、給与計算、経理、会計など技術計算もコレでやってたのだろう。

電卓はともかく、『タイガー計算機』は 今の値段にしたらこれは3万円ぐらいしていたかも知れない。

兎に角、毎日これをぐるぐる回してるのが会社の仕事だったのである。

 

 

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