★橋下さん率いる大阪維新の会の方向が、どんどん具体的になり、現実味を帯びてきた。
『橋下氏、政党化検討を認める 衆院選前に現職引き抜き』
というニュースが流れた。
大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長は11日午前、次期衆院選への対応について「今、政党に入っている人がその政党をやめて、維新の会の政治活動に賛同してくれるなら、それは維新の議員という形になる」と述べ、現職国会議員を事実上引き抜き、同会を政党化する検討に入っていることを認めた。市役所で記者団の質問に答えた。
橋下氏は「政党は党議拘束がかかる。維新の会の価値観に賛同したとしても、他政党に属していたら怖くて、擁立などできない」と指摘、あくまでも離党が前提との考えを示した。
という内容である。
少し前に全国から何千人もの人たちを集めたりしたが、幾ら研修などしてみても、
なかなか実戦で機能するのだろうかと思っていた。
数は確かに力ではある。
然し、核になるべきオピニオンリーダー的な存在が確りしないと、政治の世界などでは具体的に機能しないのではと思っていた。
★今後の動きがオモシロくなったし、具体性も柔軟性も出てきた感じである。
石原さんと組むとか、小沢さんと連携などと言ってみても、それは相手が橋下さんを利用しようとしているだけである。
大阪維新の会としての独自性と同時に、その政策が推し進められる体制でないとダメだと思っていた。
特に橋下さんの特徴は、『即決のスピード』がウリである。
『調整、調整の連続』ではその魅力は半減する。
兎に角『決定出来る組織体制』の方向が見えたのがいい。
このような発表をして、現在の現役議員からどのような人が、どれくらい現実に動くのだろうか?
発表をしたということは、それなりの成算はあるのだと思う。
世の中は、またこの話で、いろいろあるのだと思う。
★このニュースを聞いて、直ぐにアタマに浮かんだのは、高橋昭一さんのことである。
2月に『大阪維新の会』が参加者募集をしたときに、
現職衆議院議員として名前が出たのが高橋昭一さんである。
あの時にはむしろ大阪維新の会側が断って、高橋さんの名前などが流れたのだが、
その時ブログで、このように書かれている。
・・・・
私は、現在の維新の会への国民からの期待と、2009年の政権交代時の民主党へいただいた期待は、まったく同種のものであると思います。
しかし、現在、与党となって、具体的に改革をすすめる段階で様々な壁が明確化し、その期待が失望に変わっていることも認めなくてはなりません。・・・・・・
私たち改革を進めようとするものに託された大切な「国民の期待」をもう一度見つめなおすために、今回の「勉強会」への参加を「一申込者」としていたしました。
・・・私は民主党を離党しません。・・・・・・もし、「維新の会候補者募集」であれば、私は申し込んでいません。
たまたま、私の選挙区の方で、『海流、潮流発電』のことで繋がって面識もあるものだから、やはりちょっと気になるのである。
当時は、民主党は離党しません。と言われているが、今ならどうなんだろうと思ってしまう。
★民主党もスタートした時は期待したが、いまはもうダメのように思う。
と言って自民党も、もう一つである。
政治家個々には特に若い人たちは、優秀な方が多いのだと思う。
然し、今の『政治構造』では、実力があっても若い人たちは重用されない仕組みになってしまっている。
議員を務めた年数など、全然関係がないはずで、優秀な人は1期目から優秀なのである。
ぜひそんな人たちは、維新の会に鞍替えして、『政治の新しい仕組みの構築』に頑張って欲しいのである。
その旗は、橋下さんが振ればいい。
橋下さんは間違いなく衆議院議員などに立候補したり、総理の座を狙ったりはしないだろうから、そんな想いのある方は、維新の会に参加されたらいいと思っている。
果たしてどうなることやら。
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