★ 今年の春の選抜は、兵庫県からは長田高校と明石商業という公立校が出場して、長田高校も頑張ったし、
明石商業は東邦を3-0と破って、見事ベスト8に進出である。
1回戦はバントやスクイズで勝ち上がってきたのだが、対東邦戦はピッチャーは好投して0点に抑え、打線は堂々の長打で3点を取っての完勝だった。
明石生まれの、明石育ちとすれば、久々に甲子園の舞台で『明石』という名が聞けて良かったと思う。
その9回裏最終回の東邦の攻撃である。
先頭打者を塁に出したが後続をよく抑えて勝利した。
校歌を歌う若人の笑顔が印象的である。
われわれの時代の明石は、明石高校と明南高校の2校しかなかった。
今は、幾つ高校があるのか解らぬが、3校目に出来たのが、明石商業なのである。
われわれの時代は、明石高校の中に『商業科』があって、後それが独立して『明石商業』となったのである。
昭和25年の夏、明石高校は甲子園に出場しているのだが、そのメンバーの中にいた同期の『溝畑と藤原』は
当時の商業科にいて卒業後は、ともに神戸製鋼の野球部で活躍したのである。
明石高校は名門と言われ、甲子園には、春夏とも何度も出場しているのだが、明南高校も一度甲子園に出場したことがある。
明南はかっては『女学校』だったのだが、明石の旧い先輩に『女学校が出てるのに明中は何をぼやぼやしてるのか』などと言われたことがあったりして、明南をいつまでも女学校と思っている先輩もおかしいのだが・・・・
名門明石高もしばらく甲子園にはご無沙汰だが、明石商業という公立校が出場してるので頑張ってほしいものである。
実況放送の中でも『明石は野球どころ』と紹介されたりしていたが、もう一つ勝ってベスト4に進んで明石の名を全国に広めてほしいものである。