★こんなニュースが流れた。
4人目の野球賭博への関与が明らかになったことで、巨人は渡辺恒雄最高顧問ら3人が辞任することを決定した。球団首脳が一斉辞任に踏み切った背景には、2週間余りに迫った公式戦開幕を前に、沈静化を図りたい球団の思惑が垣間見える。
この日の会見で久保博球団社長は、「プロ野球の公式戦にはぜひ読売巨人軍として参加させていただきたい。相手チームもあり、ファンの皆様に立派なプレーを見せることが、われわれにできること」と公式戦への参加について言及した。
報道陣から「参加しないということもあったのか」と問われると、久保社長は「賭博に関係しない選手、相手チーム、プロ野球全体のことを考えても、ぜひ参加させてもらいたいという気持ち」と球団としての本音も吐露した。
また 巨人からである。
首脳3人が辞任とあるが、渡邊さん未だ最高顧問でいたのか?という感じである。
この問題に対して、大西宏さんが、こんな見方をしていた。
http://ohnishi.livedoor.biz/archives/51478938.html
プロ野球という末端のファンを対象にした、スポーツ経営にも拘わらず体質的に、『末端のファンに対する視点の欠如』としか言いようがない。新聞の購読数を上げるためにプロ野球があるというもう何十年も前のコンセプトがまだ生きている。
その点、サッカーのほうが数段進んでいる。
清原問題に続いて、また巨人、スポーツの世界は、それこそ『スポーツマンシップに則り、正々堂々と明るく楽しく』やってほしいものである。
★それはそうと 『賭け事』は問題なのか? 犯罪なのか?
世の中に『賭け事』はいろいろ存在する。お金を賭けない麻雀などあるのだろうか❓ これも賭ける金のレートで問題になるならないが分かれるのか?ゴルフの通称『ウマ』これも一般的である。
『野球賭博』 私の大学現役時代のリーグ戦は甲子園球場で行われていたのだが、そのスタンドの最上段にはいつも『野球賭博』の一団がたむろしていた。そんなに観客も多くなかったので、『賭博軍団』は非常に目立った存在だったのである。そんな時代に比べると、世の中全体に厳しくはなったが、『賭け事』は依然として普通に存在する。
『野球賭博』は、これはやはり『犯罪』だと思うのだが、それにしてはプロ野球の対応は生ぬるく真剣でなかったのかも知れない。
それを行っていた選手たちの所属球団が、プロ野球の盟主と自認している巨人がったのは皮肉である。もうそんな時代ではないので、厳然とした処置や対応でもすれば選手たちも目が覚めるかも知れない。
問題をプロ野球全体が反省して、『開幕を10日間遅らせる』などの処置を取れば目が覚めるのかも。
そんなことを言ってたテレビがあった。
要は、問題なのか? 犯罪なのか? そのあたりの認識があいまい過ぎるような気がする。