★直接関係はないのだが、大阪のW選挙には、大いに関心がある。
この選挙には、橋下徹さんは立候補はしていないのだが、選挙の対立軸の一方は間違いなく『橋下徹』さんであり争点は『都構想』なのだと思う。
それに対抗するのが、前代未聞の『自民党+公明党+民主党+共産党』の共闘なのである。
公明党も乗るのだろうか?
あれだけボロカスに云ってた『安保法案反対』『安倍政権反対』の政党たちが、自民党と共闘したりするから、政治は『いい加減』だと思われるのである。
なりふり構わず『共闘しないと勝てない』ほど、やはり『橋下人気』はスゴイのかも知れない。
維新の会は『都構想』などと言ってるが、要は『現状の政治の仕組みの打破』なのである。
それに引き換え、大阪自民党は、まさに旧態依然とした『昔の大阪』というより本人たちの『議員=保身』以外の何物でもないのだろう。
『成長戦略』などと 安倍さんと同じスローガンを掲げている。
この何年間かで、間違いなく大阪が政治の表舞台に立てるようになった。
これは何と言おうが、橋下さんの功績である。
今まで見向きもされなかった『大阪の政治』が、毎日のようにマスコミを賑わしている。
大阪の人たちは、今回の選挙にどんな反応を示すのであろうか?
橋下徹さんの側にいるのかな?と思うのは安倍さん以下官邸側で自民、公明、民主、共産党などのほかに、朝日、毎日などの新聞や、民放テレビなどのマスコミの動きもどちらかと言えば、反橋下のように見えるのである。
でも、もしこのW選挙、万が一にも橋下さん側が敗れるようなことになれば、折角関西に向いていた全国の目も、昔に戻ってしまうだろう。
★ 肝心の大阪の人たちは『どうかな?』と思っていたが、今朝の朝日新聞の世論調査では
こんな結果で、大阪の人たちもバカではなかったと正直そう思った。
橋下さんには、いつも厳しい朝日新聞だが、次のように解説記事を書いている。
朝日新聞社と朝日放送は、大阪府民を対象に電話による世論調査を実施した。大阪市を廃止し、「大阪都構想」については、「賛成」が47%で、「反対」の33%を上回った。11月の府知事、大阪市長のダブル選で「最大の争点」と答える人がほぼ半数に上った。
都構想は5月に大阪市であった住民投票で反対が賛成を上回り、廃案になった。
ダブル選は、大阪維新と自民の全面対決の構図となる見通しだ。大阪維新は都構想を再び掲げる方針で、このことに「納得できる」は48%、「納得できない」は37%だった。
「納得できる」と答えた人に理由を三つの選択肢から一つ選んでもらうと、「大阪府と大阪市の話し合いでは二重行政の問題は解決できないから」が51%を占めた。
自民が都構想の対案として提唱し設置された大阪府・市、堺市の首長と議員でつくる「大阪戦略調整会議」の紛糾が影響している可能性がある。
橋下市長の支持率は48%、不支持率は33%だった。大阪市民に限れば、支持率が50%、不支持率が37%で、今年5月の市民調査から持ち直した。
★大阪のW選挙は、ぜひ『おおさか維新の会』が勝利して、大阪の政治の改革を、ひいては日本の政治のあり方までも『変えるきっかけ』にして欲しいと願っている。