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『想い出を共有する人たち =仲間たち』

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★いま、人生80年を振り返って、ちょっと整理をしている。

未だ途中だが、39歳のところまでは大体こんな形に纏めてみた。

 

 

  

21才の1月8日から日記を書いていて、今までにもノートに年次ごとに纏めたりしているので、結構簡単に、且つ正確に纏められるのである。

この続きは、いま51歳までは行ってるのだが、途中でちょっと遊んでいる。

 

川崎航空機に入社して最初は財産課だったのだが、そこで償却計算のIBM化を2年ほどかけて仕上げたら、償却計算をしていた作業員みたいな人は要らなくなって、当時スタートしたばかりの単車事業の営業に異動したのである。

これが私の初仕事である。当時はまだ日本にIBMなどはなくて、IBM 社が日本にやってきたのは、ずっと後で、コンピューターが日本で一般的になったのは、東京オリンピック後だから、この話は、それよりも10年も前の話なのである。

これはIBMの講習会があって、『コンピューターに関係した話をちょっとでも入れて自己紹介を』というものだから、こんな話をしたら、IBMの講師の人が『それ、10年違っていませんか?』から始まって、教えて貰った事実なのである。

当時の川崎航空機では米空軍のジェットエンジンのオーバーホールをやっていたので工場内にIBM室があったのである。ただ川崎航空機の中でIBMを民需に使ったのはこれが初めてで、償却計算をするために10人近くもいた課員は不要になってしまったのである。
『事務の効率化』もこれくらい効果があることは少ない。

 

以来、カワサキの二輪事業一筋にやってきたのだが、ご縁があって『一緒に仕事をした人』というのは思いのほか少ないものである。

二輪事業部に籍を置いて、仕事の上で関係のあった人たち、知ってる人たちは悠に1000人を超えるのは間違いないのだが、一緒に『仕事をした』と言い切れる人は、社外の人を含めても、100人ぐらいなのである。

 

★私がここでいう『一緒に仕事をした人』というのは、

『共通の目標』をもって、それを『達成するために』、ある一定の期間『協働した』人たちのことを指していて、同じ部に所属していたとか、『同じ会議に出席した』という程度の人を指しているのではないのである。

これは、何となく『そんなご縁』があったわけで、運命みたいなものもあるのだが、不思議なもので、時系列に並べてみても、そんな人たちとは、何となく何度も『協働』することになっているのである。

会社の中なども、人が集まると同類の人たちが集まって『派閥』が出来たりするのだが、

『仕事をする』という観点でいうと、同類の人よりはむしろ『異質の人』たちが、『共通の目標』に向かって『一緒に仕事をする』ほうが効率的であるということは何十年間の私の体験から得た『知恵』である。

会社などに勤めて『仕事をしている』とよく言うが、殆どの場合、それは私が思っている『仕事』ではなくて、それは単なる『作業』である場合が殆どなのである。

 

単なる作業ではなくて、『仕事を一緒にしたことのある人』を私は仲間と呼んでいる。

より具体的に言うと『想い出を共有する人たち=仲間』なのである。

 

★いま、暇に任せて、カワサキで一緒に仕事をした『百人衆』を時系列に並べてみたりしている。粗っぽく名前を挙げてみると大体100人ぐらいになるのだが、それが多いのか少ないのか?エライ人からぺいぺいまで、外部でカワサキを支えて頂いた人を含めて、纏めてみるとなかなかオモシロそうである。

さらに広げて、80年の人生で、『想い出を共有する人たち=仲間たち』は、今も増え続けているのは、嬉しいことである。

 

一番長かった時期は、カワサキだが、学生時代の野球部の仲間たちも、いま現在のGNPO The Good Times や 燦々SunSun の仲間たちとも、『想い出を共有する仲間たち』が増え続いているのは嬉しいことである。

でも、人生で一番多くの『想い出を共有する仲間たち』は家内であり、家族であるのかも知れない。

 

 


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