★沖縄の基地移転問題で、ようやく菅官房長官と翁長知事との会談が実現したが、
どの写真を見ても、お二人ともムツカシイ表情で写っている。
知事は、移管は絶対反対、国側は、『粛々と進める』だから、これは噛み合うはずがない。
元々基地問題は、ずっと以前に辺野古移転は決まっていたものを、
民主党時代に、鳩山さんのおかしな発言からこんなことになってしまったのである。
今となってはどちらもどちらだが、
『粛々と進める』と官房長官が何度も発言するものだから、知事はアタマに来て『上から目線』と態度を硬化させてしまっている。
『粛々と』という言葉など、普通一般の人が使う日本語ではない。
少なくとも、私は使ったことがないし、テレビなどで政治家がいう以外には、聞いたことがない。
典型的な政治用語なのだろう。
これをみる限り、意味そのものは『上から目線』 ではないのだろうが、政治家や官房長官が使うので確かにそんなイメージもあって、単に淡々と静かに進めるという意味もあるのだろうが、問答無用という態度にも感じられなくはないのである。
これに懲りてか、官房長官はもう使わない とか言っているようだが、ほかの政治家たちも、こんな慇懃無礼とも取れる言葉は使わずに、普通の日本語で話して欲しいものである。
★ちなみに、もう一つ、これも一般の社会人は、普通は使わない言葉で『遺憾である』 がある。
いずれの言葉も、政治家たちが本音とは違った、まさに政治的な意味のはっきりしない政治的な発言なのである。
菅さんも、ほかの政治家たちも、こんな意味不明の言葉など使わずに、
大阪の橋下徹さんのように、明確に解るように発言すべきだと思っている。
沖縄問題、そのものについては、ムツカシ過ぎてよく解らない。
日本はともかく、アメリカが沖縄に基地を持ちたい と言っているのだと思う。
国と沖縄の相違点は、以下のようなことらしい。