★この何年かの私の日常生活は何をしているのだろう、と改めて考えてみると、
ちょっと普通の高齢者の定年後の生活とは、完全に差別化されていて、こんな生き方をしている人は、いないのかも知れない。
● パソコンの前にいる時間が長い
● そこでやっていることは、ブログ、ツイッター、Facebook 、囲碁や検索なだなど
● そしてそのベースになっているのは、6年前に立ち上げたNPO The Good Times なのである。
このNPO The Good Times はNPO法人だから、法人としてしなければならないことも多いのだが、
その仕組み構築と事務処理が私の担当で、一番の基本と、最終の事務処理を担当しているのである。
理事会の招集、議事録、その監事役、経理などの職務は、それぞれ担当がいてちゃんとやってくれている。
NPO法人自体は何もしないのだが、『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』が基本コンセプトだから、
一言でいうなら、 『異種、異質、異地域のいろんな人たち』と付き合うこと がベースなのである。
★私自身は、元来 人が好きである。
付き合ってきた人も多いが、人との付き合い方は、変わっていると言ったほうがいい。
自分のすぐ近くの人とは勿論お付き合いはするのだが、むしろ遠くの人たちとお付き合いすることも多かった。
自分の所属している課の人たちよりは、他部課の人たち、レース関連でも、他メーカーの人たちとすぐ仲良くなったし、トモダチも多い。
営業では、川崎重工の人よりは出向先の販社の人たち、さらには販売店、その先にいるユーザーたちや、他銘柄の二輪関係者などなど。
『カワサキのためにだけ』一生懸命になることはどうも好きになれなかった。
だからカワサキオンリー店を目指した方策を取ったことは、私自身は一度もない。
最初の大阪特約店制では、『大阪の全銘柄の自動二輪の60%』をカワサキの25店の特約店で売ることを目指したりした。
ホンダや、ヤマハや、スズキの所謂ライバルの人たちとも結構仲良くて、現役時代にユーザーファンクラブのことなど、ホンダの青山の企画部門に何度も訪ねて、伝ったりしている。
二輪事業など小さな分野だから、カワサキの伸長を目指すよりは、業界の伸長を目指すほうが、結局はカワサキのためだと、ホントにそう思っていた。
企画室長時代に私が乗っていた4輪はホンダだったのである。いろんな人たちが『ホンダに乗ってる』と文句を言ってるのはよく解っていたが、トヨタに乗るよりはホンダの乗れば、ホンダの営業所にもサービス工場にも堂々といけるし、ホンダのやり方などもよく解って、プラスの面も多いのである。鈴鹿サーキットなどにもホンダの車で行ってたので、ホンダの人たちは非常に好意的に迎えてくれたのである。
ゴルフのクラブはヤマハ、 ヤマハの人たちが従業員販売の条件で面倒見てくれたりしたし、オーストラリアに家内と旅行に行ったときは、ヤマハの最高級のマリーナのレストランに招待して貰ったりした。 娘が乗ってた50ccバイクはスズキだった。
★人に対しては、バカみたいな性善説である。
いろんな人と付き合ったが、人は100%信じるのだが、まだ『だまされたり』したことは一度もない。
理由はよく解っていないが、明らかに『離れていった人』 は、二人だけはいるが、実害などはナイ。
今私の周りにいる昔からの人たちは、もう何十年もの付き合いの人が多い。
NPO関連でキーパーソンになってくれてるのは、東京の村島さん、カワサキの営業で関係のあった渡部、吉田くん、レース関係の山本隆、平井稔男さん。それにどちらかと言えば川重本社財務の小川優さん。その仕組みのカードなどで面倒見てくれてるのは40年以上のお付き合いの佐々木さんなどである。
そんな旧い人ばかりではなくて、どんどん新しい人たちが加わってくる。
そんな人たちとも、旧い人たちと全く同じようにお付き合いが出来るのが私の特技みたいなものである。
今年は年初から、燦々SunSun と WGRA という二つの新しいプロジェクトを中心に動くだろう。
燦々SunSun は、地域活動の活性化が目標だから、旧くてもこの7年ぐらいにお会いした、新しい人たちばかりである。今年になって出会った人たちもいっぱいだし、今後協働する人たちはみんな今から出会う人たちである。
WGRAは、二輪関連だから、旧くからお付き合いのあった人たちとの再会も多くなりそうだが、『共感出来ない方』との協働だけはお断りなのである。