★昨日は板東聖悟さんがこんな記事をFacebook にアップされた。
神戸電鉄粟生線問題である。少し長くなるがきっちりと纏めてみたい。
新年早々、川重の元副社長でいまは北条鉄道の経営再建にあたっている佐伯武彦さんから一通の手紙が来た。先日彼は粟生線のシンポジュ―ムのパネラーをして、評判もよかったようだが、神戸電鉄粟生線問題についてのご自身の意見を書いて寄こしたのである。
その内容は小野市長が言われている全くその通りのことで、彼の意見そのままなのである。
粟生線問題や北条鉄道問題については2年ほど前に北条鉄道を訪ねて、意見交換したこともあったので、私に手紙をくれたのだろうと思っている。
★ この小野市長の発言は、
元川崎重工副社長で、いまは北条鉄道の経営再建をしている佐伯武彦さんの進言によるものであることは、間違いないのだが、
コレは正論で、このような構造対策で進めない限り、粟生線問題は解決しないと思っている。
直ぐ、Facebook で、板東聖悟さんの記事をシェアして、このような記事をアップしたのである。
★ 私に頂いた手紙の中に、いろいろ書かれているが、
●基本的には神戸電鉄の経営問題そのものだから、神戸電鉄自身が その気にならない限り、問題は解決しない。
●その上で、周辺都市も上下分離方式や、分社など構造対策で対応することにより、この問題は解決できるはずである。
●年間10億円の赤字だとは言うが、
私や佐伯さんが経験し対策してきた、カワサキの二輪事業や車輛事業の経営危機などに比べたら、大したことではない。
私自身も、神戸電鉄問題に付いては、突っ込んで自ら動いた時期もあって
2012年には、小野市には連絡し、三木市には担当部門に直接伺ったうえで、神戸電鉄の担当部門の方ともお話したこともあるのだが、そこから受けた印象は、とても危機対策をしている雰囲気ではなかったのである。アレから3年経って、対策協議会は同じようなお茶を濁すような対策ばかりだが、今回の小野市長の発言は相当に踏み込んでいる。
佐伯さんがいま経営再建を直接担当している北条鉄道は、一般ユーザーにもなかなか人気なのである。コレは、二輪事業の経営レベルでやているから、オモシロいのだと思っている。
かって川重の中で、問題事業部であった、建機事業も車輛事業も、二輪事業部の連中が担当したら、直ぐ再建された実績がある。
二輪事業は、世界展開で発想は世界の基準だし、日本4社の競争は、日本の一般の経営とは比べ物にならないくらい厳しいのである。本件はそんな経験をお持ちの佐伯さんの発想だし、彼の性格から言っても、言い出したら一途にうるさいのだが、ちゃんと実績は出すのである。
それを小野市長さんも大いに利用されて、いい方向に動けばいいなと思っている。
コレは正論である。私も3年前からずっとこのような構造対策論を言い続けている。現実の問題対策は、『目標が実現する』方向でないと意味がないのである。
佐伯さんの意を組んで、手紙は、『粟生線の未来を考える市民の会』の今月の世話人会で披露した後、その事務局長で、三木の市会議員でもある板東聖悟さんにお渡ししているのである。
三木市長の薮本吉秀さんも、その手紙を一度ご覧になればいい。 ズケズケ書いているが正論である。
★ こんなことをオープンに書いているのは、
『粟生線問題』 を表面的に繕うのではなく、本当に解決することこそ、沿線住民にとっても、粟生線利用者にとっても尤も肝要なことなのである。
神戸電鉄の車両は川崎重工製でもある。
神戸電鉄の経営が改善されることは、川重にとってもいい方向なのである。
より具体的に言うと、 神戸電鉄の粟生線を何処から分社するかが、一つの問題だが、
例えば、小野から分社して北条鉄道と一緒になって、北条鉄道を担当している佐伯武彦さんに任したら、まず間違いなくいい方向になると思うのだが・・・・・コレは単なる思いつきみたいなものだが、ない話ではナイようにも思うのである。
いま私が関西国際大学の松本茂樹先生と一緒に、手がけている 燦々Sun Sun は、地域活性化プロジェクトなのである。
全然畑違いのことを言っているわけではナイ。本気でやる気なら、幾らでもお手伝いは出来ると思うので、こんなことを言っているのである。
三木市長の薮本さんも、神戸電鉄も、今回はちゃんとお聞きになるべきだと思っている。
★ここから先は、3年前の話だが、神戸電鉄粟生線問題なについては結構ちゃんと動いたのである。
それに関係したブログだけでもこれだけある。 今回の小野市長の提言が実現したら、神戸電鉄粟生線問題は、簡単に解決すると思うので、私の意見としてここに纏める積りで書きだしたが多すぎるので、 その一部を・・・・
熱心に取り組んでいることはお解り頂けると思う。
●2011-5-20 http://rfuruya2.exblog.jp/16361717/ この時、買い上げてやればいいのに と書いている
●2011-5-21 http://rfuruya2.exblog.jp/16366629/ 三木市長に市長メール出している。 手伝いましょうか? と
● 2011-5ー24 http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/0e10d232ff08686c41fe2f0e72d47d28 小野市長のことも書いている
●2-11ー5- http://rfuruya2.exblog.jp/16371169/ 3日続けて粟生線問題書いている
●2011-11-13 http://rfuruya2.exblog.jp/17087513/ 『粟生線の未来を考える市民の会』 準備会
●2012-2-19 http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/32eca89c7dae3ae73a59abb437b1989e 上下分離方式について
●2012-2-19 http://rfuruya2.exblog.jp/17501455/ シンポジュ―ムの裏話、 岡将男さんのこと
●2014-2-5 http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/c6eee2f3f3ce26b62f4d1ad0922f72f4 テレビで、政治家より高校生の方が
●2015-1- http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/2f6a902c0bccba7e8f2c220a2d551e43 今年、佐伯くんの手紙のこと
★これらの中で一貫して流れている発想や、感想は
●構造問題なのだから、改善などの対策は通用しない。 構造改革で対応すべきである。
● 2011年、この問題が提起された時、それなりに具体的に動いた。小野市へも、三木市にも神戸電鉄にも具体的に働きかけた。三木市の担当部門には直接出かけて話をしたし、三木市長の薮本吉秀さんには市長メールを出したが反応なし。神戸電鉄のこの問題のトップ責任者にもお会いして話をしたが、やる気が感じられない。
●そんなことで、『粟生線の未来を考える市民の会』を、板東さんたちと立ち上げて、その初期の段階では、大いに私なりに動き廻ったのである。
そんな中で、一番私に影響を与えたのは
2012年2月19日に開催された『神戸電鉄粟生線活性化シンポジュ―ム』 で初めて知った『上下分離方式』なのである。
こんなブログの中で
http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/32eca89c7dae3ae73a59abb437b1989e
下記のようにその感想を述べている。
『上下分離方式』昨日の説明でよく解った。これは、粗っぽく言えば、『道路を国や県や市』などの行政が管理をしているように、鉄道の線路についても行政が維持管理する方向にならないかと言うことだそうである。
少子高齢化に向かう世の中での『交通全般の仕組み』として、論じられるべきだと思う。
このシンポジュームの中でも、岡さんから『もっと大人の議論を、大人の知恵を』と言う発言があったが、・・・一番印象に残った言葉である。
★そして、このシンポジュ―ムのパネラーをされたRACDAの岡将男さんのFacebookにメッセージして、トモダチとして繋がったのである。 このあたりが私流だが、ものごとは大筋が解っている人と組まないと解決しない と思ったのである。
さらに『粟生線の未来を考える市民の会』の第1回の総会に、岡さんをを招びして基調講演もお願いしたし、 NPO The Good Times にも参加して頂いたし、『粟生線の未来を考える市民の会』も、 全国展開のRACDA に参加することになったのである。
http://seesaawiki.jp/w/racda_okayama/
余談だが、この総会の時に関西国際大学の松本先生に初めてお会いしたのである。
3年前にいろんな形で提言し、佐伯武彦さんと話しあっていた発想が、ようやく動きだすかも知れない。
小野市長は少なくとも動いた。
三木市長が同調するだろうか?
神戸電鉄が『ホントにやる気』になるだろうか?
3年経って、『新しい公共』 『燦々Sun Sun』 という地域活動プロジェクトが立ちあがった。
この世話人代表の関西国際大学松本茂樹先生と小野の蓬莱市長は色濃く繋がっている。
若し、三木市長や神戸電鉄が、動かぬ場合は、
北条鉄道の佐伯武彦さんと、 蓬莱小野市長と 燦々Sun Sun でこの問題に共感する市民グループと協働して、頑張ってみようかな
と思ったりしている今朝なのである。
このブログ、私の総力を挙げて拡散してみたい。
まず三木市の『みっきい情報ミュージアム』にアップする
すると自動的にツイッターに流れる。
それを NPO The Good Times の公式ツイッターで流せば フォロワー47万人に向けて流れるのである。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。
★English Version です。