★昨日は『粟生線の未来を考える市民の会』の今年初めての世話人会があった。
神戸電鉄の粟生線が年間10億近い赤字で、このままだと廃線になるかも知れないと、
沿線の三木市や小野市が神戸電鉄粟生線活性化協議会などを立ちあげて、いろんな活動を続けている。
これはそのホームページなのだが、
盛り沢山にいろいろあるのだが、典型的なお役所仕事で結構お金も掛っているのだろう。
そのホームページも、形だけは頑張っておられるのだが、いかんせん情報発信力が殆どないので http://pagerank.bookstudio.com/
Google Page Rank Check でチェックして見ても、その評価0点 なのである。
即ち、世間一般にはその活動も伝わっていないということなのである。
★一方こちらは、粟生線の終点、粟生駅から出ているのが、北条鉄道。
こちらは地理的にはもっと田舎 なのだが、結構頑張っていて、 http://www.city.ono.hyogo.jp/p/2/4/3/8/
そのホームページの 同じGoogleの評価は 2点、これはなかなかの評価で合格点なのである。
このGoogleのページ評価は、世の中のサイト 90%が 0点と言う厳しいもので、1点なら1人前、2点は合格、3点なら大満足 と言っていい。
★北条鉄道がなぜこんなにいいにのか?
北条鉄道は、結構その経営改善に頑張っているのである。
ここの副社長か、単なる役員かは、よく解らぬが、私もよく知っている佐伯武彦くんが頑張っているのである。
気安くくんづけで、呼んでいるが、彼は川重の単車事業部出身、最後は川重の副社長も務めたが、アメリカのリンカーン工場などを担当して、いろいろ頑張った実力派なのである。
私よりは6年ほど後輩にあたるのだが、現役の頃は、いろいろ一緒にやった仲である。
その佐伯武彦くさん、先日、『粟生線とまちの将来について考える』 シンポジュ―ムのパネラーの1人として招かれて、なかなか好評だったと、私にも聞こえてきたのである。
正月早々、その感想を手紙で、私宛にわざわざ送ってくれて、 そこには彼らしい厳しい意見が並んでいた。
このままでは神戸電鉄の粟生線問題も、それほど変わらないでしょう
『これはあくまでも神戸電鉄の問題だから、神戸電鉄が、その気にならぬと解決しない』 と言っているのである。
北条鉄道はこの数年、いろんな改革、改善をやって、乗客も増え、駅もトイレも綺麗になって、綺麗な女性の駅長さんがいたりして、私の周りのバイク仲間にも人気で、バイクがいっぱい集まったりするらしい。
★佐伯くんのことだから、北条鉄道はカワサキの単車並みの水準での改善改革をやっているに違いないのである。
世の中の経営レベルの厳しさと二輪業界のそれとは、全然そのtレベルが違っていて、かって川重の中で問題事業部だった、車両も、建機も 二輪のメンバーが旗を振ったら、どちらも立ち直ってしまったのである。
北条鉄道に携わっている人たちも、ちょっと面喰ったに違いなくて、それらしき声も聞こえてくるのだが、中味がよくなっているのは間違いないのである。
その手紙は、そのまま『粟生線の未来を考える市民の会』のメンバーに参考までにご披露してきた。
『粟生線の未来を考える市民の会』 も文字通り 『考える市民の会』であったはずなのだが、昨今ちょっとょっとイベントなどばかりをやる方向に傾いているようにも思う。今年あたりは、初心に戻って、『よく考える世話人会』に戻って欲しいなと、本音でそう思っているので、昨日は率直にそのような私見を述べてきた。
折角の『粟生線の未来を考える市民の会』なので、 名前に恥じぬいい発想をと思うのである。
こちらもホームページを持っている。 http://www.aosen-love.com/
こちらは地道な活動で、来場者44336人が訪れて、その評価は1 。
少なくとも、三木市や小野市や神戸電鉄が肩入れしているホームページが評価0なので、それを上回っていることはご同慶の至りなのである。
★日本の行政や企業なども、何となく表面を綺麗に見せるだけの、そんな活動が多すぎるのである。
大人数の会議でも 『その時だけ、そのことを考える』 そんは発想からはいつまで経っても、Google の世間一般の評価など、上がるはずがないのである。
いずれにしても、神戸電鉄が北条鉄道に負けてるようでは、ダメですね。
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