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民意とか、世論調査とか

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★選挙の結果は民意だという。 だから個別問題も民意で認められたものである。

橋下さんもそう言われているが、橋下さんは好きなのだが、その論理にはちょっと違和感がある。

 

私は、選挙はあまり好きではない。

その理由は、仮にA と B の人が争ったら、10:O でどちらかに入れるか棄権するしか選択肢がないからである。

橋下さんと、平松さんだったら、間違いなく橋下さんに入れるが、それは!0:0ではないのである。然し結果は10:0になってしまうのである。

なぜかというと、『橋下徹』が好きだったからで、その一つ一つの政策がちゃんと解って投票したわけではないと思う。

 

★昨日、朝日新聞に大阪の世論調査の結果が出ていた。

橋下さん支持が71%あったとか、数字としては順当なところだと思う。

自分でも、個別の質問に一つ一つ答えてみた結果は、すべての質問で、一番多い項目に合致したのだが、

なぜ? という理由には殆ど当てはまらないのである。

極端に言うと、そんな理由などどっちでもいい。橋下徹に政治を託したと言うような感じで、100%任せても、多分大丈夫だと思ってしまうのである。

 

★こんな数字の結果を『民意』だなんていうものだから、民意が直ぐ変わってしまうのだと思う。

一番変わるのが、内閣支持率である。

あまりよく解っていないのに、どちらかに入れてしまうので、直ぐ変わってしまうのだと思う。

 

私自身は、政策などはあまりよく解らないので、人を見て決めてしまう、そんないい加減な支持の仕方なのである。

今の野田内閣はめちゃくちゃいいとは思わぬが、菅さんよりはmuch betterで『支持する』と言ってきたから、今でも未だ『支持する』のだと思う。

逆に、野田さんとは政策的に相容れない小沢一郎さんが総理になったら、躊躇なく支持すると思う。

政策ではなく、小沢さんに『やらしてみたい』と思うのである。

 

今は間違いなく『無党派層』だが、ずっと昔は『自民党支持』であった。

そのころは、自民党がよかったのではなくて、何でも反対する『社会党』がイヤだったから、結果的に『自民党支持』になっていただけで、その政策がいいとは思っていたわけでもない。

個別の政策については、今でもそうだが論評するほど、よく解っていないのである。

 

 

★個別政策は、よく解らないが、

今橋下さんが言っている『政治の仕組み』については、結構ちゃんと解っている積りである。

今の仕組みと、橋下さんが言う『新しい仕組み』は明らかに、橋下さんの言う方が今後の時代に適合すると思うし、

参議院が要るか要らぬかと言う個別問題には、入っていけないが、

参議院に代わる『地方院制』という仕組みの話なら、これは間違いなく、地方主権を主張している橋下さんたちのコンセプトに合う制度だと思うのである。

 

基本的なコンセプトの問題なら、それなりにちゃんと理解できるし、それに見合う『仕組み』と言われたら判断も出来るのだが、

今の世論調査は、どうでもいいことばかりを聞いているような気がしてならない。

教育基本法がどうだこうだというような難しい問題を、みんなちゃんと解って答えているのだろうか?

少なくとも私は、それを判断できる確りとした知識など持ち合わせてはいないのである。

 

★いい加減で、誠に申し訳ないが、

今なら、橋下さんの言うことには、よほどのことがない限り賛成である。

今の国の政治は、維新の会の斬新さに比べたら、かっての『社会党がダメ』だったように、

今の政治の『やり方に』には、もう『飽き飽きしている』のである。

 

まあ、なるようにしかならないのだが、『新しい流れ』が出来つつあることは評価できる。

そんな『流れ』を後押しする意味では、世論調査も役に立つのかも知れない。

 

 

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