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Channel: 雑感日記
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私の健康観

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★昭和8年3月生まれ、81歳である。

自分でもよく生きたものだと思う。

20歳台の若い時に、肺結核になって空洞が出来て、『これは人生長くないな』 と思った。

生きてるうちに、やりたいことはやっておこうと、野球は止めずにずっと続けていた。 直ぐ死ぬかも解らないので、日記でも書こうかと20歳の時からスタートした。

会社に入って、診療所のお医者さんに、野球は止められていたのだが、それでもやっていたら、ユニホーム姿を見つかって、

痰の検査をされて『菌が出てるから会社に置いておくわけには行かない』と即療養所に放り込まれた。そこで検査をしたら『菌など出ていなかった』のである。

 

 

 その西海先生に、今年の6月、川重のOB会でお会いした。  先生は覚えておられなかったが、その時のお礼を申し上げた。

先生にユニフォーム姿を見つかったのが、『運がよかった』 のである。

 

 

★ずっと後、68歳、北海道札幌にいた。

駐車違反して、車をレッカーで持っていかれた。 駐車違反は仕方がないが、なぜレッカーで持っていったのか?

冬の札幌はとりわけ駐車違反は厳しい。 駐車違反の車が除雪の邪魔になるからである。

そんな事情はよく解っていたので除雪には邪魔にならないところに止めたつもりなのに、なぜレッカーで持っていったのか?  

本署に行って文句を言ってたら、アタマに血が上って突如、くも膜下出血で意識を失った。

警察の本署だったので15分後には、中村記念病院と言う札幌でも最高の脳外科専門病院、脳外科の先生が30名近くいる病院に運ばれたのである。

 

        

 

この建物すべてが脳外科の専門病院である。

非常にムツカシイところが切れたので、『手術をするかどうか』を先生方の会議で決めて『手術をしない』ことになったという。

脳外科の先生が少ない病院では、『手術をしない=治療をしない』ようなことになるので、そんな判断はなかなかムツカシイのだと、後主治医の先生が仰っていた。

だから、私は手術もせずに、ただ3週間ほどこの病院に寝ていただけで退院したのである。

 

こんな脳外科の先生が30名もいるような病院は、少なくとも関西にはナイ。

そんな病院で診てもらえたのが、『運がよかった』と思っているし、倒れて動かさずに短時間に病院に入ったのがよかったようである。

田中角栄さんも、長嶋さんも、小渕さんも、いい病院に入られたのは間違いないのだが、倒れてから入院までの時間が15分ではなかったのが致命的なのだろう。

 

 

 

★そんなこともあって、人の命など、基本的には『運で決まる』と思っている。

健康を維持するために、あまり細かくイロイロやってみるよりは自然な方がいいと思っている。

 

私は今、体重は80キロを超えている。 

腹も出ているし、先生方は体重を落とせ、落とせと仰るが、これ以上体重を増やすつもりはないが、と言って『落とす』ことに懸命になったりはしていない。

血液検査は4カ月に一度やっているが至って良好、全ての項目が正常なのである。

『肥えてはいるが、所謂メタボ』の範疇には入らない と先生は仰るのである。

 

それでも、少し体重を落とした方がいいから『歩きなさい』と言われるのだが、もう一つ毎日訳もなく歩く気にはなれない。

然し、『綺麗に歩けるように』は私の目標の一つである。 とぼとぼとした『おじん歩き』はどう見てもミットモナイ。

背筋を伸ばしてすっきりと、歩幅を大きく歩くためには、筋力と柔軟性が必要なのである。

だから、毎日ストレッチは欠かさないし、筋力をつけるために夏を除いては、公園でダッシュをする。

この筋力と柔軟性はゴルフのスイングにも大いに役立って、今でもドライバーの飛距離は、昔と同じで、前から打たせてもらえる分だけ、距離が稼げたことになる。

これはなかなか気分がいい。

そんなこんなで、私の健康管理は、自分で決めた通りのことをやろうと思っている。

 

 

★たまたま、昨日は孫が、防災公園で走ると言うので付き合った。

孫のランニングが済んでから、シニアの健康管理のためのトレーニングラウンドで柔軟性などを試してみた。

夏場はダッシュをしていないので、そんなに一生懸命走らなかったが、これくらいなら走れるのである。

  

  

 

  

 

  

 

 

体重はあまり落とすつもりはない。

年寄りが痩せるとどうも見た目が貧素である。  

人間死ぬときは、みんなやせ細っていると先生に言ったら、『古谷さん、そんなこと言ってたら、突然死ぬよ』と言われているのだが、

81年も生きたので、『突然死ねたら、それが一番いい』と思っている。


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