★カワサキのスポーツ4輪、X11のことについては、
そして
と今までにも何回も取り上げてはいるのだが、そのカッコいい写真がなくて文章だけだったのである。
★一昨日多田くんが、突然、Facebookにこんな写真を載せた。
こんなメント入りである。
Kiyokazu Tada 90年初めにカワサキワークス.フォーミュラーマシンX -11。エンジンはZZ -R 1100のフルチューンエンジン搭載、開発ドライバーは元トヨタ.ワークスドライバーの見崎清志。岡山国際サーキットを36秒台で走ります。僕も試乗させて貰いましたが、シートポジションもそのまま、ペダル位地もそのまま、なかなか走り辛い感じでした(*_*;。なれた頃には最終コーナーで大スピン!あわやピットウォールにクラッシュ寸前でした(*´∀`)。でも楽しい走行が出来ました(⌒‐⌒)。岡山国際サーキットとあるが、当時はTIサーキットで通っていた。
懐かしい想い出いっぱいのマシンである。
どんな経緯でこのマシンの開発が始まったのか?
どんなことがあったのか?
そんなことは今までのブログにいっぱい書いてあるので、今回はその写真が出てきたので、X-11のまとめにしたいと思って書いている。
このX-11の開発の時期の技術本部長は同期の藤川哲三さんである。
私は国内の販売担当責任者で、サーキットSPA直入も管轄下だったし、当時スタートしたTIサーキットは、ホンダにおられた千々岩さんが初代社長で、頼まれて会員権を2枚も持っていたりした。
当時の国内市場はZEPHYR時代で、めちゃ調子もよかったし、藤川さんに頼まれて、サーキット走行などいろんな面倒を見ていたのである。
特に当時は未だ技術部のぺいぺいだったが、このエンジンを担当していた山田浩平くんがオモシロくて、そんなことも応援する気になったのである。
そんなことでこのプロジェクトはKAZEやレースやサーキットなどを担当していたソフト会社 ケイ・スポーツ・システムがX-11についても担当していたのである。
上の写真にも、渡部達也くん(当時はKSSで、今はNPO The Good Times 副理事長、KAWASAKI Z1 FAN CLUB 代表)の顔も見えたりする。
KSSでは、その発売を目指して、カタログまで創ったのだが・・・
この写真は、多分そのカタログからである。
ネットはスゴイなと思うのは、、ネットで画像検索すると、こんな写真が次々に現れたのである。
何回か検索すると、現れたり現れなかったりするので、この雑感日記でアップしておけば、これは間違いなく記録されるので、
そんな想いもあってブログをアップしているのである。
昨日、ネットの画像検索に現れた写真である。
二輪の1100ccのエンジンだから勿論馬力もあったのだろうが、高回転なので音が気持ちよかった。
初めはSPA直入などで走っていたのだがTI サーキットに持ち込む頃には結構仕上がっていて、二輪のライダーたちも乗りたがって多分この日は、多田や宗和も乗ったのだと思う。
星野インパルの金子豊くんに、『星野一義に乗せられないか?』と言ったのだが、
星野はブリジストンとの契約があって、ダンロップのタイヤだからちょっと無理と言うことだった、そんな話もあった、X-11だった。
Facebook にシェアしてアップしたら100人を超す方から『いいね』を頂いたし、
開発当事者の山田浩平くん(昨年までのカワサキの技術開発本部長)からコメントを頂いたりした
★それにしても、なぜ発売を止めてしまったのか?
その経緯は、全然聞いていないし、アレだけ熱心に応援していたのに、解らないのが不思議である。
1台だけ東京の藤木さんが持っていたのだが、FISCOでクラッシュしたと聞いていたのだが、
今、城田モータースにあるとか? そんな話も、聞くのだが・・・
今からでも、もう一度やってもオモシロそうなプロジェクトなのだが、よほどの遊び心がナイと無理なのかも知れない。
まあ、今回は、Kawasaki X-11の記録を写真付きで、何となくネットに残しておこうと思って書いている。
★全然次元の違う話だが、
冒頭に紹介したブログ『ヴィンテージな走り、荒井市次、山本隆』 に書いたX-11のことで詳細なコメントなどを頂いて、
いまでも、いろんなレースに顔を出す貴島久裕さんと繋がったりした。
どうやらこのカタログを創った時に、その会社に勤めていたらしい。太一ちゃんのところにもいたんだとか・・・いろんなことで繋がるものである。
貴島さんと繋がったお陰で、今、山本隆くんはMIKI ANNEXPARK でヴィンテージMXを走ることになったりしたのである。
そのころ頂いたコメントである。
ありがとうございました!! (カンサイオトキチクラブ 高下隆次)2007-04-25 16:48:43遊びに来て頂いて!尚かつ喜んで頂けて!!
本当に良かったです。ホッとしました。
本当はもっと当時のお話しゆっくりお聞きしたかったんですが
なんせ、忙しくて〜それに自分も走りたいですから〜笑
応対に大変失礼があったと思います。心からお詫び申し上げます。
ただ、乾いた2ストのエキゾーストノートが昔の情景を思い出させてくれませんでしたか?笑
イベント自体はアットホームなゆるい感じでいい大人の運動会になりつつあると思っています。これからもお時間有る時は是非に遊びに来て下さい。またお知らせします。大阪市内に来られる時は一声おかけ下さい。お茶でも一緒にお飲み出来ればと、、、
しかし、山本さん 速かったし格好良かったです〜
こちらこそ、本当に楽しませて頂きました。
荒井、山本の走りは「想定の範囲外」の素晴らしいものでした。
あんなのを見ると、気持ちだけでも、こちらも若返った気がします。
貴島さんにお会いできて、旧い、懐かしい X-11 の話など出ましたので、早速今日、アップしました。
みんなの気持ちが前に出た、いいイベントだと思います。
今後、益々のご活躍を祈念します。
有難うございました。奥様にもよろしく。
古谷錬太郎 古谷さまありがとうございました。 (貴島久裕)2007-04-30 02:51:37ことのはじまりは・・・こうでした。
ON ANY SANDA開催の数日前、高下君との電話での会話のこと。。高下君「山本さんや荒井さんも来てもらえます。あ・・それから何やらカワサキに詳しいフルヤさんって人も。。」ワタシ「え?!フルヤって・・錬太郎さんか!?って、あの?・・・高下君、どんな人か知ってるん?!もとカワサキオートバイ販売の社長やで!!シャチョウ!!」ビビッてるのはワタシだけで、高下君「いやぁ、ただブログで知り合いになっただけでー・・」といたって平静(汗)
まあ、世代の違いでしょうか(笑)
かくして古谷様と約15年ぶりの再会とあいなりました。当日のこと、X−11のこと・・至るところにワタシのことを記述いただき、照れくさい限りです。
古谷様のイメージは当時、社長室でスーツ姿ビシッと決めておられた姿でしたので、ON ANY SANDA当日お会いしたラフな格好の古谷様は、ワタシの緊張を解きほぐしてくれました^^
これも勝手なイメージですが、メジャーリーグのウエアに帽子の当日の古谷様に、もとドジャース監督のラソーダ氏を彷彿とさせたのはワタシだけでしょうか。
さて、このブログにもやっとたどり着きました(笑)
なにせON ANY SANDAの前週は水曜日に明石の立脇氏のお店までワークスKXをお借りに奔走し、それを毎晩2時まで3日かけて洗浄、レストア。。2台が仕上がったのは当日、日曜日の午前3時でしたので、そのままお風呂だけ入って今度は積み込みし・・そうこうしてたら午前5時。スズメが鳴き出し、新聞配達のカブの音。。結局、一睡もせず三木に直行。。でした。
もともとワタシもライダーとして第一回の三田柴田牧場より参画していのるですが、徹夜となると既に走る気は失せて、「今日はイベント企画会社の気分でいこう」などと勝手に思い込んで三木に赴いた次第です。
(まったくアド時代の心境でした(笑))
おかげでワタシのような若輩でも古谷様や山本様、荒井様ともお話ができ、かけがえのない一日を過ごすことができました。ワタシにとって、「諸氏とお話しする=財産」だと考えております。非常に光栄です。
まあ、そんなハードスケジュールでなかなかこちらに訪問できず、やっとお伺いできました。
先行して、ワタシの記述があり少々テレておりますが・・(笑)
この機会にまた今後ともよろしくお願いいたします。 Unknown (rfuruya1)2007-04-30 06:13:58こんにちは。
その節はお世話になりました。
貴島さんとのお話からいろいろと広がり、久しぶりにX-11の開発者の山田君とも電話をしたり、メールが来たりしました。
八太夫さんのことも近いうちにアップしようとと思っています。
昔話も楽しいものです。
高下さんにもお会いになったら、よろしくお伝え下さい。 こんなイベントのお陰で、山本隆くんとも、ホントに何10年ぶりで再会し、そんなお陰で NPO The Good Times を一緒に創ったり、今はその理事長を引き継いで貰ったりしているのである。
そう言う意味で、 X-11や、 貴島久裕さんは、 今の私の生き方に大きな影響を与えてくれたことになっているのだが・・・・
ご縁と言うのは、不思議なものなのである。
でも、多田くんがこんな写真持ってるとは知らなかった。
この写真、Facebook の表紙に使っている。 ホンダ、ヤマハ、スズキ、BS などkawasaki 以外の親しいトモダチもいっぱいである。
『カワサキの想い出そして未来』の時の写真だが、この写真の一番右に何気なく写っているのが、貴島久裕さんである。
彼、ホントにいろんなところに顔を出すのである。
このイベントも、平井稔男さんが主催して、NPO The Good Times が支えた。
カワサキの二輪の歴史をささえた人たちが、殆どみんな集まってくれた。
そんなきっかけが、X-11であったり、貴島久裕さんだったりするのだと秘かに思っているのである。