★ これはかって私が現役時代ずっとお世話になったカワサキの二輪事業に関することなのだが、
今回、カワサキの国内の二輪事業を統括するカワサキモータースジャパンの社長に寺西猛さんが就任されたのである。
現役時代、寺西さんと面識があったわけでもなく、2年ほど前に『カワサキZ40周年記念イベント』がアメリカであった時に、初めてお会いしたのである。
その時に書いたブログの中の一節である。
★上の写真はその時日本から訪れたZ1の開発責任者大槻幸雄さん以下アメリカのKMCに関係のあった人達と当時KMCの社長だった寺西さんとの記念撮影なのである。
その後、当時のZに関係した人達10人ほどが執筆者となった『カワサキZの源流と軌跡』と言う本はなかなか好評で、
つい先日ゴルフコンペZ1会の前夜に執筆者と関係者の懇親会を六甲山の麓で開催したのである。
その時の様子はこんなことなのだが
現役の人達を代表して、川重高田副社長からも気を遣って頂いて、寺西猛さんが川重現役代表として出席され、2年ぶりに再会したのである。
勿論、初対面の方もいっぱいだったのだが、11時ごろまでなかなかいいトークが続いたのである。
川重の現役諸君を代表して挨拶された寺西猛KMJ社長である。
★翌日は、たまたまそのKMJのOB会、慶睦会が西明石であって、その席では私も乾杯のご挨拶をさして頂く機会もあったので、
本音で寺西さんへの期待を申し上げたのである。
2年前のブログに 『これは私独特のカンだが、間違いなく何かが始まるような予感を感じたのである』と書いているが、
まさか2年後に、こんな形で再会し、延々と夜遅くまで膝を交えての話が出来るとは思わなかったのである。
宴会が終わって部屋に戻って稲村さんと話してたら、突如電話が鳴って、平井稔男さんからの呼びだしなのである。
行ってみると、これはそれこそ国内のカワサキの錚々たるメンバーが集まっていて、本音トークが夜が更けるまで続いたのだが、
寺西さんは全く自然に、初対面の人達ばかりなのに堂々と対応されたのである。
これは流石だなと思ったし、カワサキの国内もこれは今後は期待出来ると みんなそう思ったに違いないのである。
カワサキ関係の人ならこの名前をみたら、大体どのような話の展開だったかは十分お解り頂けると思うが、
座っていた私の右隣から順番に紹介すると、
平井稔男 この人より旧い人はいない。メイハツ時代からのカワサキの生き字引で、Team Green 初代監督、NPO The Good Times 理事
野田浩志 元川重 カワサキ特約店制起案者 、KMC社長など
登山道夫 Z1オタクと自ら称するZの信奉者だが、最近はハ―レ―にも凝っているNPO The Good Times の事務局長
渡部達也 KMJ定期採用の第1期生、正論しか言えない論客である。NPO The Good Times 副理事長で、World Good Riders Association 起案者
寺西猛 KMJ 社長 前KMC社長、 元伊藤忠商事 NPO The Good Times 会員
山本隆 元全日本MXチャンピオン、 山本レーシングサービスオーナー、 NPO The Good Times 理事長
山本信行 元川重、 め―ちゃん、Entry オーナー
永友節夫 元川重、 KMJ OB
小林謙一 三樹書房 社長
古谷錬太郎 元川重、元KMJ NPO The Good Times 相談役
これくらい論客が揃うと、どれくらいやかましいか、どれくらい本音トークか。 遠慮してモノを言う人などいないので、なかなか厳しい意見も出たのだが、寺西さん上手に対応されたのは、やはり伊藤忠の職歴などの経験の差なのかなと思ったりした。
そう言う意味では、今後のカワサキの国内対応もぜひ末端のユーザーや社会を視野に入れた幅広いものになって欲しいと念じるものである。
★たまたまだが、機を同じくしてWorld Good Riders Association がNPO The Good Times の二輪分野を統括するプロジェクトとして立ち上がり、具体的な活動に入ろうとしているのである。
この起案者が渡部達也、代表として動くのが柏原久、それを援ける副代表が関初太郎、
ヨコから応援してくれるのが全国オートバイ協同組合連合会長の吉田純一と言うカワ販第1期生と第2期生のトリオなのである。
こちらは銘柄にも、日本と言う地域にも拘らない世界を視野に、二輪が走る一般社会も視野に入れた大きな活動展開なのである。
カワサキともご縁のあるメンバーが引っ張るので、ぜひカワサキも『協働』の姿勢をとって頂けたら幸いだなと思っているのである。
異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう
NPO The Good Times も5年目を終えて、いよいよ7月からは6年目に突入する。
World Good Riders Association 主催の最初のイベントは、
あの竹田城址で有名な朝来市の地域おこし協力隊の一人、世界75カ国をバイクで廻った吉原剛史くんが、
『まちおこしの一環』としての新しい二輪文化の創造活動をスタートさせようとしているのである。
不思議なご縁だが、何かが始まるような予感を感じた 寺西猛社長で発進されるのは、ホントに何かのご縁かなと思っているのである。
Kawasaki . Let the good times roll ! の基本コンセプトを忘れずに、もっと巾を拡げた展開の活動なのである。