★『粟生線の未来を考える市民の会』 という市民のグループが出来てもう4年になるが、私はご縁があってそのスタートの時点から関係している。
単なる市民の団体ではなくて、入会するには1000円の入会金を払っての入会だから、会員はそれなりに『意志』を以て入会された人達である。
そんな会員さんのどなたでも参加できる世話人会と言う会合が月に一度開催されていて、世話人代表の山本篤先生を中心にいろんなことが討議され検討されている。
『粟生線の未来を考える市民の会』 という名の通り、粟生線の存続一辺倒の会ではなくて、粟生線存続に反対する方でも『粟生線の未来を考える』方なら入会OKなのだが、やはり中心は『粟生線の存続』に視点がおかれているのは当然と言えば当然である。
私自身の個人的な立場でいえば、
神戸電鉄粟生線には、三木に40年も住んではいるが、殆ど乗ったこともなく、多分今後も乗ることは少ないとは思うが、粟生線に限らず地方の鉄道は、知恵を絞って残す方向でなけれなならないと思っているので、この会の世話人会にも、ずっと出席してその推移を見守っている。
『神戸電鉄粟生線の存続そのもの』は、市民レベルで頑張ってみても、その成否は神戸電鉄自体が決めるのだと思うし、粟生線の乗客の減少も『少子高齢化』の人口減少、人口の都会集中と言う構造問題なのだから、『乗って残そう運動』などは意識向上などにはなっても、実質的な神戸電鉄の経営改善になるまでには至らないと思っている。
構造問題は、『上下分離方式』などによる構造的対策でない限り、具体的な効果には繋がらないと思っている。
★そんな中で、いま『粟生線の未来を考える市民の会』では、6月15日にこんなイベントを計画している。
その主催は勿論『粟生線の未来を考える市民の会』なのだが、一民間の市民グループが主催するイベントとしては、相当に高いレベルの内容になっている。
そんなことで兵庫県を始め、周辺の各都市、行政関連の機関などの後援を得ての開催となっている。
基調講演は藻谷浩介、パネルディスカッションも相当のメンバーが並んで、世話人会からも代表の山本さん、ゆいみのりさんも登場する。
このイベントは確かに、『粟生線の未来を考える市民の会』というグループのこの3年間の活動が評価されてのことではあるが、
この企画を推進しここまで持ってきたのは、 自称粟生線活性化コ―ディネ―タ―と称する『ゆいみのり』さんで、その熱意と実行力は素晴らしい。
このようなイベントは、『粟生線の未来を考える市民の会』の基本コンセプトにも合致するもので、
こんな機会に『高齢者社会における里山と粟生線を生かしたまちづくり』を考えるきっかけになればいいなと思っている。
『粟生線の未来を考える市民の会』も、ネットをベースにいろいろな活動を展開していて、
●『粟生線の未来を考える市民の会』のFacebook ページ
などそこそこに充実していて、このイベントも定員までの事前申し込み受け付け制になっているので、このブログも、FBも、ツイッターでもその応援をしようと思ってアップしている。
★ちょっと関心のおありの方は、一度神戸電鉄に乗って、『三木のまち』までいらっしゃいませんか?
自分が住んでいるから、住めば都と思っているのかも知れませんが、
その環境も、まち自体も、そこに住んでいる人も、なかなかオモシロいと私は思っています。
そんなことで、 こんな広報のお手伝いもしているのです。
『粟生線の未来を考える市民の会』にはNPO The Good Times の会員さんたち、いっぱい賛同して参加して頂いているのです。
ご関心のある方は、ぜひ