★いま、この4月から日本の大学に入学する孫が戻ってきている。
昨年アメリカで取得したアメリカでの運転免許の日本国内免許への切り替えにつきあってみての感想である。
その日の内に御影のJAFに行って、アメリカの免許証の翻訳をしてもらい、翌日明石の運転試験場で筆記試験、ここまでは至極順調であった。
聞くところによると、実技試験は難しくて、みんな落ちて何度も受けるのが普通だとは聞いていた。
孫は、アメリカで実際に運転しているので、『運転技術』は大丈夫だと思ったので、安全確認や交差点徐行など慎重にさえやれば、多分受かるだろうと思っていた。
二輪事業に関係していて、カワサキの安全運転本部長を10年近くやっていたし、二輪自動車専門学校の設置者もやっていたので『安全運転』に関する基本知識みたいなものは解っていたので、その辺のところは、孫にちゃんと教えていたのである。
実技試験は、3月4日だった。
9時半受付、昼前から指定コースの徒歩による確認、そして1時から実地走行。
見ごとに、『落弟』だった。
こんな走行は当然ながら、『落弟』である。
100点満点で70点以上が合格、減点は上のような4段階である。
試験後、なぜ落ちたのか試験官から説明があったようだが、その内容は
●左折走行 ●交差点内での走行速度 などであったとか。
左折は、『出来るだけ道路の左端によって』 走行と確かに、場内のビデオでも言われている。
その『あらかじめ出来る限り道路の左端に寄り・・』という査定の基準が50cmと言うのである。
それが『50cmまで寄っていなかった』ので減点5点、左折が4か所あったので、それだけで20点の減点になってしまったようである。
★なぜ『50cmまで左に寄らなければならないのか?』
その理由が、日本らしいのだが、改めて聞いてみると、日本の道路ではなかなか実戦的だと思った。
●日本の道路は、混合交通で、道路の左側はバイクや自転車が走行する。左折の場合バイクや、自転車の巻き込み事故を避けるために、
左側に、バイクや自転車が入って来れないぐらいまで、左に寄せて回るようにすれば、巻き込み事故が避けれる。というのである。
その巾が50cm だと言うことである。
●、『落弟』はしたが、これはいいことを覚えた。 私もそんなことは知らなかったから、もし試験を受けてたら、『落弟』だったと思う。みなさん自信ありますか?
●その後、一般道で前の車の左折の仕方を見ているが、合格するような曲がり方をする車は、殆どいない。
★昨日は2度目の実地走行だった。
朝から明石まで、昨日は家内も行くと言うので3人で出かけた。
待っている間に、ちょっと早いが彼岸のお墓参りもしたし、
明石公園を散策したりして、時間を潰した。
昨日は、見ごと『合格』 試験官によく出来たとと言われたとか言っていた。
昨日も何人もが受けたのだが、合格は2人、『今日は2人も合格した』とその後の講習で言われたそうだから、なかなかムツカシイのだと思う。
13回目だと言う人もいたりした。
日本の免許証も4時半には貰えて、三木までの帰り路は、孫の運転で帰ってきた。
19日には、鎌倉に移動することになっている。昨日合格してホントによかった。
もし、通っていなければ神奈川県でまた一からやり直しだったのだと思う。
今日は、朝から、一転して春の嵐、 全てツイテいる。
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