★ もうずっと以前のブログだが、
仲間についてこんな事を書いている。
私が、「想い出を共有する人たちを仲間という。」
とはっきり認識し、外に対して発言したのは、片山義美君の引退パーテイの時だった。
ご存知の方も多いと思うが、日本を代表する世界に名を馳せた、二輪、四輪の名ライダーである。
当時、スズキ、マツダの契約レーサーで、カワサキと直接の契約はなかったのだが、彼の主宰する神戸木の実クラブのメンバーであった山本,歳森、金谷,星野がカワサキの契約ライダーであったので、いろいろ接触はあった。
この引退パーテイで、予想もしなかった開幕の主賓の挨拶を、突然頼まれた。
断ったが、どうしてもと言われて、「スズキさん、マツダさんを差し置いて、ご挨拶をすることになったのは、多分、沢山の想い出を共有する仲間として、一言喋れということだと思う。」と前置きして、挨拶をした。
司会を務めていたのは、金谷だった。
事実、片山と金谷と私の間には、忘れることの出来ない、一つの共通の思い出があった。
その時はじめて、とっさに、この言葉が出てきたのである。
私流の「仲間」という解釈は、片山と金谷がくれた言葉だと思っている。
(このパーテイには岩崎茂樹君と2人で出席した。久しぶりに小島松久君とも会い旧交を温めた。確かヘリで来たなどと言っていた記憶があったが、先日片山義美君に会ったとき確かめたら、そうだった。)
★ 現役を引退して、もう10年以上にもなるのだが、
昨今、私の周りに集まっている仲間たち、 みんな『想い出を共有する人たち』ばかりである。
会社の同僚で知っている知人は多いのだが『想い出を共有する仲間』と呼べる人たちは意外に少ないものである。
ただ1回しか会っていない人でも『強烈な想い出を共有する仲間』もいるし、何十年付き合っていても、『ただ知っているだけの知人』だけの人もいる。
一昨日集まったこの人たちは間違いなく仲間と言っていい。
そんな仲間たちが、今年はオモシロそうである。
平井稔男さん、足を痛めてちょっと元気がなかったのだが、
今年はまた、元気いっぱいである。
今年の8耐は、多分オモシロくなるだろう。
これらはみんなNPO The Good Times のトータルシステムの中で展開されるのだが、
どうしても二輪関係が一歩先を走るので、その二輪関連を統括する専門部門を創ったのが
World Good Riders Association (WGRA) なのである。
柏原久、関初太郎が代表、副代表を務め、今は全国オートバイ協同組合連合会会長も務めている吉田純一のカワサキ昭和42年入社の実力者トリオを中心にカワサキの銘柄などには拘らない二輪を愛するユーザーや愛好者たちの団体、グループ、個人を網羅して二輪分野のオモシロイこと全てを網羅して展開しようと目論んでいる。
今はみんな立派になったが40年ほど前は、兵庫の平井稔男門下生だったし、京都の藤田孝明、奈良の井上営業所長の門下生たちなのである。
4月には井上さんを訪ねて奈良にみんなが集まるという。
私も仲間に入れて貰って旧交を温めるだけでなく、新しいプロジェクトの立ち上げになるかも知れない。
一番オモシロそうなのが、吉田純ちゃんが進めている『オートバイ神社の創設プロジェクト』である。
もう、すでに具体的に進んでいるし、銘柄などには拘らなくていい恰好のプロジェクトになる可能性もある。
NPO The Good Times の理事長は今春の総会で山本隆くんに引き継いで貰って
私自身はもっと現場に近いところでの、いろんなプロジェクトの『お手伝い役』に徹することに決めている。
異種、異質、異地域の人たちをつなぐ、もっと現場に近いところでのシステム造りに専念したいと思っているのです。
多分、そんなところで、また新しい仲間たちが生まれたらいいなと思っています。
★English Version です。
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