★昨日は久しぶりに Good Times Plaza で登山さんたちと半日楽しく過ごしてきました。
殆どが他愛のない雑談の部類なのですが、昼前から、渡部タッチャん代表も顔を見せて、
ふとしたことから『計画論』の話になりました。
少々乱暴な話ですが、
『計画みたいなものを、後生大事に創ったりするから、オモシロイことが出来ないのだ。』
と言うのが私の持論です。
物事をオモシロく展開しようとしたら、計画など真剣に創ったりはしないことをお薦めします。
計画などは、大企業や役所など全然オモシロイことが出来ない組織体がお義理に、時間を掛けて創りはするのですが、現実にそれが役に立ったりすることは殆どありません。
現役時代、企画や管理といった計画を創るのが仕事といった部門を何度も経験しましたが、私自身は真面目に計画など創ったり考えたりしたことは、一度もありません。アレは単なる数字合わせに過ぎなくて、全部門が出さないと会社全体の計画が出来ないのでみんなやっているだけの話です。
計画を立てた1ヶ月目から計画通りにことが進んだりすることは皆無です。
上にも下にも狂います。どちらに狂っても計画が違ったことに間違いないのですが、下回ると怒られ、上回ると褒められる というその程度のものでしかありません。
これはサラリーマン社長や、サラリーマン市長のような性格の人がいるところほど計画に熱心です。
お役所などの予算は、不要でも全て期末には使いきってしまいます。 残したりしたらオコラレルのでしょうか?
少々粗っぽい持論ですが、
私自身は、計画は他とのお付き合いで、創りはしましたが、ヨコに置いて見向きもしなかったように思います。
予算制度もなかたっと思います。下手に予算など決めて管理するからみんな使ってしまうので、フリーにすれば人間めちゃくちゃに金など使ったりはしません。
利益目標みたいなものさえあれば大丈夫で、その利益を生み出す方法は、売り上げを上げてもいいし、使う金を節約してでも大丈夫です。
そんなことはそこを担当する責任者に任すのが一番簡単だと思っています。
その企業体が目指す目標さえ、明確にしておけばいいのです。
それが経営理念と言うものでしょうが、日本の企業体には経営理念はおざなりで、数値目標ばかりを追っかけるところが多すぎます。
なぜ、こんな話になったのかと言うと、
『KAWASAKI Z1 FAN CLUB と二輪文化を伝える会が、来年度は 年間計画を組んで いろんなコラボをやろうと言う話になっている』
と言うことから、スタートしたのです。
上の文章で 年間計画を組んで というところさえなかったら、私は大賛成です。
仮に計画を組むにせよ、春先までの1,2回か、 年に何回ぐらいという 『粗っぽいコンセプト』だけで十分だと思います。
こんなのやってみないと、成功するのか、どんな問題が出るのかさえ、解らないのです。
そんな段階で、年間計画を組んでみても、『いい計画』になるわけがありません。
『年間の仮説を立てる』と仰るなら、これは賛同します。
昨日は、こんな雑談をしていました。
現役のころ、計画など立てずにいろいろ一緒にやってきた仲間のタっちゃんは勿論賛成です。
現実に無茶苦茶上手に経営をされる登山さんも、彼一流の『仮説』は立てますが、計画などしてること見たことありません。
★辞書を引いてみると、次のように出ていました。
計画 [名](スル)ある事を行うために、あらかじめ方法や順序などを考えること
ここまでなら、いいと思います。 考えるまでに留めてそれ以上計画書などは創らぬことだと思います。
計画書を創る と云った段階で、策定作業 が目的にすり替わってしまうことが殆どなのです。
そんなムツカシイ話ばかりをしていた訳ではありません。
昨日は、四国の山下誠司 さんから頂いたみかんのお土産を、登山さんからお裾わけしてもらいました。
★NPO The Good Times も法人ですが計画など一切持っていません。
『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』 が基本コンセプトです。
今回も関西の会員さんたちが、四国の松山を訪れて、四国の人達と『いい時』が過ごせたようです。
渡部さんや、平井さん、私もお土産のミカンなど頂いて、山下さん、有難うございました。
来年はどんなことになるのか?
計画はもっていませんが、 今年よりも間違いなくオモシロくなり、
『グッドタイム』は、その量も質も大きくする ことだけは、責任を持って実現する ように頑張りたいと思います。
★★English Version です。
★NPO The Good Times のホ―ムページです。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。