★現役時代の最後の2年間を札幌でそれも単身赴任で過ごした。
1998年からの2年間だからちょうど15年ほど前のことである。
独りで生活するのは初めてだったし、そのための家具なども現地で調達する必要があった。
そんな家具を調達した店が『ニトリ』だった。
当時も何となく恰好のいい店だったが、『ニトリ』は初めて聞く名前だったし、北海道の地場のお店だと思っていた。
今でも家には 、『ニトリ』でかった家具が幾つかある。
ニトリ と画像検索するといっぱい現在の写真が並ぶが、たった一つ『札幌のニトリの看板』とこんな写真が現れた。
私の持っている、『ニトリ』のイメージはまさしくこれなのである。
そんな、『ニトリ』 だったのだが、その後このあたりでも、『ニトリ』の名前が聞かれるようになり、本州にも進出してきたのだなとは思っていた。
昨日パソコンの前で使っていた椅子が壊れて、椅子を買いに家内が『ニトリ』に行こうと言う。
三木に、『ニトリ』などあるのか??
と思ったらいつ進出してきたのか、三木の大村に、『ニトリ』があった。
写真を撮るのを忘れたが、全体のイメージはこんな感じで
店内も広々と、これは大きくなったことが実感できたし、昔から何となく一般の家具屋さんとは差別化されてはいたのだが、
一段と綺麗でスマートな経営になったなと思ったのである。
椅子は買ってきたのだが、椅子よりも、『ニトリ』自体の経営状況に関心があって、いろいろ調べてみたのである。
★「お、ねだん以上。ニトリ」をCMのキャッチコピーとし、家具業界では珍しく製造小売業(SPA) のノウハウを取り入れ、「海外原材料の仕入→現地生産→輸入→店舗販売→商品配送」までほぼグループ直営で行うことで、他社との差別化を図っている。
札幌・関東・関西・九州に拠点となる直営の物流センター(DC) を持ち、加えて本来ならば商社が仲介する船の手配までも自前で行うことで、製造小売りのみならず中間物流・配送まで自社による一貫体制を取っている。このため、ニトリでは自社の業態を「製造物流小売業」と謳っている。
創業の地・北海道においては、「ニトリ=家具店」のイメージが強いが、業態としては家具とホームファッションをともに扱う「ホームファニシング」に該当する。日本ではあまり馴染みのない言葉ではあるが、イケアなど欧米では一般的な業態である。
看板などに使われるイメージカラーは「エメラルドグリーン」だが、一部店舗では旧デザインの「青色に鳥のマーク」を継続して使用している。
ニトリ のホームページである。
その沿革を調べてみtら、
1967年(昭和42年) - 札幌市北区北27条西5丁目で「似鳥家具店」を創業。 1986年(昭和61年)7月 - 株式会社ニトリに商号変更。 1993年(平成5年) - 北海道外1号店として勝田店開店。 2000年(平成12年)8月 - 株式会社マルミツを完全子会社化。 2006年(平成18年)4月 - 北海道外での事業拠点となる赤羽店開店。 2007年(平成19年)5月- 「宜得利家居」として初の海外店舗を台湾の高雄市にオープンした。 2010年(平成22年)8月- 販売部門を「株式会社ニトリ」に、物流部門を「株式会社ホームロジスティックス」、社名を「株式会社ニトリホールディングス」 2011年(平成23年) - この年より北海道日本ハムファイターズのユニフォームスポンサー 2012年(平成24年)10月 - 本社を札幌市手稲区から札幌市北区へ移転。などとあって、、私が札幌にいたころは未だ北海道だけの企業だったと言ってもいい。
私自身のイメージもそんな企業だったのである。
ニトリ とは何か鳥と関係あるのかと思っていたら、社長さんの名前だったのである。
社長さんはホームページでこんな挨拶をされているし、
その売り上げ目標も、世界を視野に壮大である。
三木の店舗の中の商品の豊富さ、その仕組みなどをちょっと見たが、『ニトリ』はどんどんその店舗を広げるなと感じたりした。
努力や汗して頑張る、従来の経営方式ではなくて、
ちゃんとそのトータルの仕組みの上に成り立っているなと思った。
今、パソコンの前に坐ってキーを打っているニトリで買ってきた椅子、なかなか座り心地はいい。
偶然だが、また1点、我が家にニトリの家具が仲間入りしたのである。
★★English Version です。
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