★45日の独身生活も最終週に入っている。
この秋アメリカから大学入試に日本に来ていた孫が10月15日にアメリカに戻ったのだが、その日に家内もアメリカに向かって旅立って行った。
1日の様子を動画に纏めたが、
この動画の編集を教えてくれたのは孫である。
初めてのことを覚えるとオモシロイ。 45日の間にこんなに沢山の動画を纏めた。何でもハマってしまう性格である。
翌日は早速、主婦ぶりをFacebookにアップしたら148人の方から『いいね』を頂いて、私の独身生活がスタートした。
★家内がアメリカに長期間遊びに行くことは、毎年のことで特に珍しいことではない。
例年は7,8月の暑い日本の夏に、快適なカリフォルニアに移動する渡り鳥みたいな家内なのだが、今年は孫の大学受験があって時期がちょっとずれただけである。
まあ言えば慣れているから、そんなに気にすることもなく、快適に独身生活を楽しんでいる。
大体、『環境に対する適応性』は抜群によくて、どんな環境に置かれても、くよくよすることなど全くない太平楽なネアカの性格である。
若いころ、肺結核で療養所に放り込まれた時も、70歳前にくも膜下出血で1ヶ月病院にいた時も、どちらも結構楽しんだ生活だったのである。
心配するのはむしろ周囲の方である。
この1ヶ月、あっと言う間に過ぎてしまって、来週日曜日には、家内が戻ってくる。
気楽な主婦生活から、何にもしない生活に戻る。
家内も意外にに旧いところがあって、自分の範疇に立ち入ることを許してくれないから、結果的には何にも手伝わないことになる。手伝うのは買いものの運転手ぐらいなのである。
買いものも、洗濯も、掃除も、毎日の食事も、私流にちゃんとこなした。
この間、スーパーの弁当や外食などは全くなくて文字通りの自炊なのである。生活費にと置いて行った10万円もだいぶ残ってしまっている。今どきお金などあまり掛けずとも生きていけると言うことである。
その全てが合理的に、時間を極力使わない方向で処理しているが、このやり方は家内には通用しない。
どうせごみの日にごみを捨てるのだから、最初からビニールのごみ袋にいろんなものを詰め込んでいる。
朝食はキッチンのレンジの前に坐って、トースト、卵焼き、牛乳、キャベツが定番、準備は1分もあれば出来る。 卵もフライパンのまま、そこから食べる。冷めなくていい。極めつけは今回から採用のキャベツをそのまま丸ごと置いておいて、その葉をめくりながら、ドレッシングつけてそのまま食う。これはなかなかいい。
不思議に思われるかも知れないが、掃除や整理はむしろ家内がいる時よりは数段いい。特に冷蔵庫の中が綺麗である。不要なものが殆どない。
掃除機も中までだして分解して綺麗に水洗いをしたし、家の裏もこんなに片づいた。
世の女性の人達が、片付けが拙いと思うのは『不要なものを捨てる』ことが出来ないことだと思う。
ちゃんとした判断と決断さえできれば簡単なことなのに、男性も含めて『捨てる』ことが出来ない人が普通なのかも知れない。
会社の仕事なども、『もう捨てたら』いいものを、『改善』などと言うものだから残ってしまう。『止めたら』予算はゼロになるのに、改善と言うから80%以上が残ってしまう。
そんなドライな発想だから、経費ゼロの NPO法人The Good Timesなどが実現したりする。
★来週からはホントの我が家の主婦が戻ってきて、普通の生活が始まる。
家事など一切やったりはしない生き方に、文句など云ったこともない。 家のことは全て家内任せなのである。
日常生活など、少々のムダがあったところで知れている。
誰でも、自分のやりたいように、やっている限り機嫌よくドンドンやるものである。
ズケズケと書いているが、家内はブログなど読んだりはしないから大丈夫、パソコンが使えないから、ここは安全地帯である。
たまに娘がちょっと告げ口するくらいのことなのである。
そんな独身生活も最終週である。
土曜日の朝には、伊丹に家内を迎えに行く。 何かアメリカでのお土産も貰えるだろう。
★★English Version です。
★NPO The Good Times のホ―ムページです。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。