★参議院選挙が始まっている。
政治の世界では当然のことながら『政党』がある。
さらに政党の中に『派閥』があったりする。
考えや信条を共有出来る人たちの集まりで、どうも人間は一般的に派閥をつくりたがる生きものかも知れない。
私自身は、この世に80年生きてきたが、確かに気のあった仲間や共感する人たちで組織を作ったりもしてきたが、
基本的には『同種が群れる』ことは好のみではない。
カワサキの二輪車を仕事として扱ってはきたし、この拡販に努めたりはしたが、『カワサキ』だけに固執する『カワサキ専門店』などには興味がなくて、常に自由に他メーカーも扱える選択の自由を残した政策しか取らなかった。
販売店主がカワサキ専門店を望むのならそうすればいいし、他銘柄も扱いたいのなら扱える方がいいと思っている。
熱烈なカワサキファンも居るだろうが、熱烈なバイクファンも居て銘柄に拘らず、広く二輪を愛する人たちの方がむしろまともなユーザーだと思ってしまうのである。
そんな生き方をしてきたので、人生の最後の部分は
『異種、異質、異地域をみんな繋いでいい時を過ごそう』と明確に宣言して
NPO The Good Times なるシステムをつくって、いろんな活動を展開しているのである。
★政治の世界には、そんなに強い興味もないのだが、特に政党にはあまり興味がなくて典型的な人本位の『無党派層』だと思っている。
橋下徹さんはいいと思うが、『維新の会』に入れと言われたら多分断るだろう。
安倍さんもいいと思うが、『自民党』が好きな訳ではない。
何となく『共産党』とは、少し距離を置きたいと思っているのは、育ってきた時代がそうさせるのかも知れない。
かって『赤旗』を入れさせて頂いていいですか? と頼まれて『いいですよ』と答えたら、ある時期我が家には『赤旗』が配られて、近所の方が『共産党なのか?』と思われた時代もあったようである。
板東さん、こんな賞品も当たりました。
これはつい先日のKAWASAKI THE LEGENDS & FUTURE でのゲストの紹介風景である。
『三木市の市会議員の板東聖悟さん、議員さんと言うよりバイクの仲間です』と紹介したが、敢えて言わなかったが、その党籍は『日本共産党』なのである。
このペアで一昨年袖ケ浦の耐久レースを走ったりしたのである。
勿論、NPO The Good Times の会員さんだし、バイク仲間でもある。
板東聖悟さん、ナイスガイである。
今『粟生線の未来を考える市民の会』を立ちあげて、ひょっとしたら存続が危ない神戸電鉄粟生線の周辺環境や地域活動の活性化などを一緒にやってる仲間でもある。
でも、世の中は『共産党』と言うだけで、何か違った見方をするような気がする。
★ただ、政治の世界では、こんな派閥の集まりの数が、決定的な要素になる。
三木市の市長さん薮本吉秀さんは、ご自身の選挙運動のような市政ばかりを展開されるので、私は三木はいいまちだし、いい環境だが『市長さんだけがダメ』とことあるごとに言ってきた。
然し『市長チルドレン』と称されるまさに子供じみた市長派の議員派があって、その反対勢力より『1票』だけ多いものだから、ことごとく市長の我がままが通ってきていたのだが、今回その中の一人が寝返ったのである。
その事情を『市長派チルドレン』のお一人がこのようにブログに書いている。
『残念なお知らせ』となっているが、常識ある市民たちにとっては『喜ばしいお知らせ』なのである。
先日 粟生線の未来を考える市民の会 が提出した請願書がこの方の1票で賛成となって承認されたのである。
政治の世界の、いろんな議案も多数派の賛成で可決される、それが民主主義なのだが、議員個人の想いはそうでなくても党議拘束されることが多い。
どうもそういう政治の世界が、私には馴染めないのである。
三木市の議案などの検討ぶりを見ていると、『市長派チルドレン』よりは『共産党』の方がより常識的で、一般に想像される共産党のイメージとは程遠いのである。
でも、今度の選挙で、政党を選べと言われたら、『共産党』には間違いなく入れない。
前回は民主党に入れたが、今回は入れない。
どこかに投票するとすれば自民党か維新の会だろうと思うが、多分『維新の会』に1票を投じるだろう。
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