★60おじさんこと、山本隆くん。
もう50年以上のお付き合いである。
創成期のレースの世界で『ミスターカワサキ』の名を名実ともに欲しいままにした、名ライダーである。
なぜ 60おじさんなのか? 何度聞いてもその理由を忘れてしまうのだが、
70歳の現在でも、『ぜっけん60番』をつけて、ヴィンテージモトクロスの世界では未だに現役なのである。
そんな山本隆くんと、先日はスズキの名門マウンテンライダースの50周年記念パ―テ―に京都まで一緒に出かけた。
山本くんのブログ『60おじさん日記』に載ってた写真の数々である。
この人たちの現役のころ、私も未だ若くてレースの世界にいた。
当時の大スター、城北ライダースの久保和夫さんとお兄さん、なぜか私も親交があった。
この会の主催者の一人吉村太一ちゃんとも、 今は世界チャンピオンと紹介される北川君とも、いろんなところで繋がっている。
たまたま、その日が80歳の誕生日だったので、小嶋松久さんからお祝いの花束を頂いたりした。
なぜ、誕生日だと解ったのか?
どうやら山本隆が、太一ちゃんにそっと呟いてくれたようである。
★山本隆くん、最近はNPO The Good Times の理事さんとして手伝ってくれていて、
毎月、三木のGood Times Plaza で会っている。
昨日も、前期最後の理事会だった。
いろんな議事もあったのだが、4月からは新しい期が始まる。
そして5月の総会では、今期は任期満了なので、新しく理事長の選任もある。
どうせもう少し理事長をやれと言うことにはなるのだろうが、あと2年は頑張ってみるが、そのあとは誰かに引き継がねばとずっと思っていたのだが、昨日はそれをちゃんと口にした。その辺の話の出し方は、私独特で議事で決まったわけでもないのだが、『次は山本やれよ』と言う感じのことを言ったと思う。
多分、同席した人たちも、それで納得の表情だったし、山本もNOとは言わなかったので、多分そんな方向の流れが出来ると思うのである。
山本隆、バイクに乗せたらそれは上手い。 喋らせても『講釈師』とあだ名されるような絶妙のトークなのである。
この数年、彼とお付き合いしてきて、西播のため池の会長や自治会長を10年も勤めて、国会議事堂にも行ったりする『また別の山本隆くん』を発見したりしたのである。
それらの役職を全部昨年で下りたようなので、少しは時間が出来るだろうから、理事長をお願いするには、ちょうどいいタイミングだと思っている。
こんなブログに書いてしまえば、半ば決まったようなものである。
今から2年間、山本隆が十分に活動できるようなそんな状況に仕上げることが私の役目だと思って頑張りたいと思っている。
昨日の理事会で4月の理事会と5月の総会の日程を検討したのだが、最初の案では、4月が『ON ANY SANDA でダメ』、5月は『どこかのレースでダメ』と山本が言うものだから、どちらも山本隆くんが、出席出来る日に日程を調整させて頂いた。
決まったわけではないが、そんな方向で今後いろいろとやってみたいと思っている。
★4月1日は、世の中みんな新しい期の始まりである。
この数年そんなこととは無関係に生きてきたが、今年は何となく新しい期がスタートするそんな雰囲気が全体に流れている。
『二輪文化を伝える会』は関東で、村島、松島ラインで頑張っているし、
『KAWASAKI Z1 FAN CLUB 』 は、渡部代表、登山コンビで、7月のイベントに向けて動き出した。
『Piece & Peace』 という新しいプロジェクトは、昨日の理事会で正式承認されて、近く動きだすだろう。
二輪分野を纏める『二輪文化を語る会』もその組織がきっちりと造られるはずである。
『新しい何かが始まる』そんな時期に、山本隆くんの話も一緒にスタートを切って欲しいと、期待しているのである。
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