★あの広岡達朗さんがこんな提言をしている。
『まだ間に合う。阪神は今すぐ監督を交代せよ』 先日私も同じ趣旨のことをブログにアップしたが、 『同じことを想う球界の大御所』と言われる人の意見を読んで、意を強くした。
広岡さんは、このように言っている。 ちょっと長いが、関心のある方は是非ご一読を!
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f37528b6b582f885e192c2e8e071c893fb0cf86?page=3
★ 広岡達朗さんは、私と同い年の89歳のはずである。 広岡が巨人に入団したころは、巨人が明石球場で春のキャンプをやっていたので、 入団当時の『広岡達朗の華麗な守備』をよく見て知っている。 当時の巨人の内野陣は1塁川上・2塁千葉・3塁宇野・ショート平井という錚々たるメンバーだったが、 広岡は入団当初からその守備で一際目立っていた。 アマチュアながら私自身野球でショートをしていたので、 広岡の守備には特に関心があったし、そのスローイングの見事さなど、 とても真似は出来ないなと思って見ていた。 広岡は、正遊撃手だった平井三郎からレギュラーを奪って規定打席にも到達するなど、
打率.314、15本塁打、67打点を記録して新人王を獲得し、ベストナインにも選ばれている。
その後巨人に入団した長嶋茂雄との三遊間コンビは見事だったと思う。
当時阪神には吉田義男さんがいたのだが、 彼は私と同学年だったのだが、大学を中退して阪神に入団して、 小柄ながら『名手吉田』と言われ、常に広岡とショートのトップの座を争っていた。
私はどちらかというと広岡の『まさに華麗』と言えるショートの守備が好きだったのだが、 広岡以降で『広岡のような守備』をするショートにはお目にかかっていない。アレは広岡独特のモノだった。
★ 選手時代を経て、監督でも大いに実績を上げ、 評論家の世界でも独特の『一家言』を持っているのだが、 今回の阪神の出足の記録的な大不振に『矢野監督の即時交替』を上げ その後任には「代行監督を置くのではなく、すぐに来年以降も監督を任せる落合博満にやらせるべきで、彼の野球理論をもってすれば阪神は今からでも勝てますよ」 と言っている。
阪神の監督は常にOBが多いのだが、一時野村監督時代に阪神の体質改善が出来たように、 今の阪神に必要なのは、ちょっとした荒療治なのだと思う。
私自身は広岡達朗さんの理論先行の発想はもう一つ好きになれなかったのだが、 今回の『矢野監督の即時交替』には大いに共感しているのである。
それにしても広岡さんも89歳か。 昭和一桁生まれの戦前派の現役野球評論家として活躍されている広岡さんに敬意を表したいと思っている。
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