★ 今年も押し詰まってきた残り少ない。
新しい年を迎えるにあたり、来年以降のNPO The Good Times の活動目標を『共感ネットワーキング』とすることにした。
NPO The Good Times というNPO 法人を立ち上げてちょうど3年と6カ月が経過した。
来年後半には5年目の活動に入ることになる。
『異種、異質、異地域をみんな繋いで、楽しくいい時を過ごそう』という基本コンセプトの下に活動を展開してきた。
3年半、順調に推移したと思っている。
『孫文を語る会』
『KAWASAKI Z1 FAN CLUB』 など、現実に具体的なプロジェクトの活動も活発になってきた。
今から新しく活動に入ろうとする新しいプロジェクトも、既にあるプロジェクトも加えて
『共感するグループ』の『ネットワークの構築』を目指して
『共感ネットワーキング』をその目標に掲げたいのである。
★ 来年は80歳にもなる。
まさに年寄りのもいいところだが、人間何年経っても同じようなことを考えているものである。
ちょうど20年ほど前、現役の最後のころ、掲げていた目標が、 『共感ネットワーキング』なのである。
平成4年1月、全国のカワサの販売店を集めたデ―ラ―ミーテングでの私のご挨拶というか、当時のカワサキの方針説明を集約したものが残っている。
当時から、自然に売れる仕組みの構築ばかりに熱中していたし、そんなスタンスをそれまでの30年間もずっと続けてきた。
この冊子の表紙である。
全部で27ページほどあるのだが、その幾つかをご紹介しながら、考え方のご紹介をしてみたい。
そのまま今活動しているNPO The Good Times の活動方針に繋がるはずである。
第1次の目標『7万台への挑戦』という量的な目標を達成して、次はより高度な仕組みの構築=構造改革をその活動目標にしたのである。
今のNPOも3年経って、ようやく個人会員ももう少しで1万人という一つの区切りに達しようとしている。
何となく解り難かったNPOのシステムについても共感する仲間たちが増えて、来年からはさらに新しい仲間が増えそうなのである。
20年前と非常によく似た環境になってきていると言えるだろう。
これがこの冊子の目次となっているが、初めからこんなのがあったのではなくて、自由に喋った結果がこのように集約されているのである。
話の殆どが、コンセプトや考え方ばかりなのである。
当時は毎年、販売店=ARK (Aothorized & Reliable shop of Kawasaki)約500店を前に、このような方針説明会を行ってきた。
販売店はお客様ではなくて、末端の消費者Consumer の満足を得るために一緒に活動する仲間だという認識だった。
考え方を仲間と共有するための全国デーラーミーテングだったのである。
細かいことは別にして、
対策の方向の最終目標は『Kawasaki ブランドの綜合イメージの高質化』であり、自然に売れる『綜合的な新しいシステムの構築』だったのである。
そして、
『マニア―ユーザーー仲間―社会』と対策目標をさらに広い分野へ広げねばならないと思っていた。
なぜなら 『イメージ』とは自分自身でのものではなく『他人からの評価』なのである。
さらにせつめい、解説は続いて、
このあたり読み返してみて、
20年も前だとすると、その発想や分析は、非常に高度で且つ正確に時代を見ているなと思う。
博報堂もそうだし、服部吉伸先生も、
『好感企業』をと言われた中江先生も、
当時のKawasaki の動きには、それなりの評価も頂いたし、注目もして頂いたのである。
★昨今、KAWASAKI Z1 FAN CLUB のユーザーの人たちの行動や発想は、当時のこの分析通りの動きになっているのである。
そういう意味では、20年前に取り組んできた、こんな活動だったのだが、
今、NPO The Good Times の来年度の行動指針にするにしても、十分通用する発想ではなかろうかなと思っている。
前半はこれくらいにして、明日でもまた、後半を綴りたい。
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