★オリンピックのスポーツクライミングに使われた形態が
『旭日旗に似ていると問題になった』とか。
『旭日旗』とはこんなデザインで 私のこどもの頃は単に『軍隊の旗』だと思っていて、 韓国がよく問題にするのだが、その理由はよく解っていなかったのである。
ところがこんなことで問題になったとかというニュースを見て
『旭日旗』についていろいろ調べてみた。
別に『旭日旗』そのものを使用したわけではないし、IOCも『旭日旗の使用』を禁止している訳でもないようである。
これは2019年のニュースだが『旭日旗応援を許容』という記事が出て、韓国が『是正を要求』している。
こんな記事もあった。
『韓国は今年の夏季五輪での使用禁止を求めている。然し、東京五輪・パラリンピック組織委員会は、旭日旗の競技会場への持ち込みを禁止しない方針だ。「旭日旗のデザインは日本国内で広く使用されており、政治的主張にはあたらない」というのがその理由という。』
日章旗も旭日旗も、数百年前から使われている意匠だが、19世紀から軍の旗として使われ、第2次世界大戦では海軍の旗となり、今も海上自衛隊の艦の旗で、陸上自衛隊は少し異なる意匠の旭日旗を使っているそうである。
ではなぜ韓国は問題視するのか?『2000年代までは旭日旗への大規模な反発はほとんど起きていなかった』ようで、1998年と2008年に韓国で開催された国際観艦式では、旭日旗である自衛艦旗で参加しているが、これに対する韓国政府やマスコミ、国内世論による反発は特段生じていない。
それが2011年1月25日にAFCアジアカップの準決勝の日韓戦で、韓国代表の奇誠庸が「猿の真似」パフォーマンスを行ったことにあるとされる。『観客席に旭日旗が掲げられていた』のでというのがその理由で、その旭日旗発言以降、旭日旗は韓国社会での攻撃対象となったというのである。
そう言えば『そんなこともあったかな』ぐらいは覚えているのだが、詳しくは今回調べてみて初めて知ったのである。
旭日旗を連想し、ほんの少し類似点があるだけでも旭日旗だと騒ぎ立てる韓国だが、どのデザインよりも旭日旗に近い『朝日新聞の社旗』に対し反応を起こさない理由は簡単で、朝日は韓国に友好的な記事を量産してきたメディアだからだそうである。韓国左派の立場から見れば「味方」だというのである。
オリンピックのスポーツクライミングの形が『旭日旗』に見えて、 朝日新聞の社旗はその範疇にないというのは不思議としか言いようがない。
韓国は私にとってはこどもの頃育った『故郷』のような国なのだが、 中国をはじめどこの国も問題にしないこんな『旭日旗問題』が出るのは 本当に悲しいことなのである。
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