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片山敬済さんの想いと・・・

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★二輪世界GPチャンピオンの片山敬済さんが、

BERT (Bikers Emergency Resuponse Team)という災害対策チームを

内閣府承認のNPO法人として立上げ、全国組織化を図ろうという壮大な計画で、いま申請する方向で動いています。

 

まず、Facebook の中で、綴られている  『片山敬済さんの想い』、ご覧ください。


 

「バイクレスキュー隊」の設立準備で思うこと。

「がんばれニッポン!!」
いま日本に向けて世界中から温かいメッセージが寄せられています。

私たちの地震大国日本は、万全の備えを怠っていたのではないでしょうか?

大惨事を受けたのち、10日以上も救援物資を届けることのできないこの国は、本当に『先進国』『経済大国』と呼べるでしょうか。

とても残念な、そして、やるせない気持ちで一杯です。

この未曾有の大惨事を経験して、平成の国民一人一人が真剣に、震災について考えるときがやって来たように思います。

国や自治体の準備する緊急支援対策は当然ながら必要です。
しかしその縦割り行政に頼り切らない民間緊急支援体制を整備して、いざというときに即断即決、縦横無尽の働きができる組織が必要だと強く感じました。


私は神戸生まれの神戸育ちです。
16年前の阪神淡路大震災で、故郷神戸はその美しい姿を変えてしまいました。

その時、被災地にいち早く物資を届けてくださった方々は、機動性の高いバイクと自転車を駆使して、変わり荒れ果てた神戸に必要不可欠な生活資材を瞬時に送り届けてくださりました。

阪神復興の最中、バイク救援部隊の働きをみた私は、この救援システムが全国に設置されていたものと、すっかり勘違いしてしまったことをいま悔やんでいます。

確かに民間主導で緊急支援体制を築き上げることは大変な労力を必要とします。

熱意ある人材を集めることから始まり、情報インフラ整備、長期活動を支える経済力、立ちはだかる多くの困難は想像をはるかに超えるものと思われます。

しかしながら、この活動を支えてくださる方々の思いはひとつのはずです。
『成せばなる、成さねばならぬ、何ごとも』

私たちは、決して安易に緊急支援体制を築けるとは考えていません。
けれども、緊急時にライフラインを繋ぐ支援体制は必要不可欠なものです。

近い将来、この民間で築きあげる緊急支援体制は、民間のみならず行政機関にも認められたのち、『公認団体』として位置づけられる必要性があります。

被災地に危険を冒して物資搬入するには行政機関の許可を必要とするからです。

現時点でもすでに、数多くの困難なハードルが予想されます。
しかしながら、私たちはその全ての困難なハードルを越えて行かねばなりません。

何故ならば、想定できる数多くの困難なハードルが、
『人命の尊さ』以上の高きハードルだとは、とても考えにくいからです。

なので、一人でも多くの方々の理解と賛同を得て、一刻も早く、緊急支援体制を築き上げて行かねばなりません。

次なる震災が、いついかなる時に、この地震大国日本に降りかかってきても、まったく不思議ではないからです。

『いまやれることから行動する』
この度の悲惨な大惨事を経験し、強くその思いに突き動かされました。

最後になりましたが、

『 被災地の方々に一日も早く真の安らぎが訪れますように。
二度と世界で悲惨な災害が起こりませんように。

もし災害が起きた場合も万全の体制が整っていますように。
そして、私たちのこの願いが叶いますように。      』

オートバイと健康メソッドを活用した「バイクレスキュー隊」
設立準備室
呼掛け人代表 片山敬済

 

★ 片山敬済 さんとは、現役時代、1,2度お会いしたことはありますが、それ以来久しぶりです。

今回は、Facebook で 『チームイワキ』のマネージャ高木さんからの、ご依頼もあってお会いすることになりました。

神戸、三宮で

11時から5時まで6時間、切れることなくいろんな話をしました。

お会いしたのは、片山さんと今回のプロジェクトで、片山さんを支える広岡信重さんです。

それにしても、途切れることなく6時間よく話したものだと思います。

昔話も、レースの話も、神戸木の実のことも、今回の話も、どんな話が出ても何となくついていけるというか、そんなに一緒にいたわけではないのですが、同じ世界特にレースの世界にいたものだけに出来る話題もいっぱいでした。

世界GPチャンピオン、これは日本よりもむしろ世界で通じるものです。

 

一番にもいろいろありますが、ヨーロッパなどでの『GPチャンピオンの評価』は、ちょっと日本では信じられないような重さなのです。

そんな片山敬済さんですが、

山本隆、歳森康師、金谷秀夫、星野一義、清原明彦、和田将宏など、カワサキの歴代名ライダーが所属した片山義美率いる『名門 神戸木の実クラブ』の出身で、

彼らの後輩であることが何となく親しみを覚えるさせるのだと思います。

いい話が出来たのは、ベースにお互い『熱い想い』が未だにあるからだと思います。

 

彼の活動の、想いの底辺に、『日本の新しい二輪文化の創造』があるなら、

私は応援したいと、思っています。

NPO The Good Times に対しては、お二人とも非常に高い関心をお持ちなのですが、十分に機能するシステムに既に完成しています。

そんな、普通の方なら説明してもなかなか理解できない仕組みの話がスムースに通じるのは、彼がやろうとしていることも『壮大な仕組みの構築』だからです。

取り組むメンバーは、国に関係ある方が沢山おられるのも、彼の持っている基本コンセプトの確かさなのでしょう。

 

★今年の春、3月、

仙台の被災地に、宮城県知事の要請を受けて、被災地石巻で、いち早くバイク支援活動を展開したのは、全国オートバイ協働組合連合会の吉田純一会長です。

その第一報の広報支援を展開したのは、NPO The Good Timesなのです。

その吉田純ちゃんも今回のプロジェクトには名を連ねています。


今春、『カワサキの想い出そして未来』に集まった

こんな笑顔いっぱいの錚々たる仲間たちが
このプロジェクトを応援したら、大きな力になることは間違いありません。

このメンバーの中から既に吉田純一さんは理事に、腰山峰子さんはスタッフとして、

Facebook に造られているBertのなかのメンバーには、神戸木の実の先輩山本隆君や関初太郎さんなどの名前も既にあります。

 

みんなNPO The Good Times のメンバーですが、昨日は片山敬済さんも、広岡さんもメンバーに参加されました。

NPOのメンバーの動きには対応応援することをモットーにしています。

来年は、『カワサキの想い出、そして未来』の第2弾を今度は東京でホンダさんのメンバー中心にやろうと動きかけています。

メーカーの枠を超えて、メーカーでは出来ないことを、末端の二輪を愛する連中が協働すれば、オモシロイことも実現します。

 

片山敬済さんに、貰った名刺には

『市民による 市民のための 賢民活動 』  と書かれていました。

共感します。

 

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