★戦時中の小学校で育ったが、『習字の時間』はなかったように思う。 父が趣味で、絵画や書をやってたので、何となく関心だけはあった。
筆を持って練習などした記憶は全くないのだが、『字を書く』ということは、パソコンなどない時代に育ったので何となく字を書いていた。
字にご縁が出来たのは、20歳の時にふとしたことから日記を書きだしたので、それ以来65年以上毎日字を書いているし、文章を書くのは結構好きだから、現役時代会社でも、人の数倍の文章は書いている。
これが20歳の時に、突然大学ノートに書きだした日記である。
『一生続いたら大したものだ』と書いているが、どうやら続きそうである。
何故、突然日記など書き出したのか、その理由みたいなものも書いているが、確かに『長くは生きられないかも』と思ったのも事実だが、
日記を書きだした直接の動機は、この日の朝の朝日新聞に、『蒋介石は日記を30年も続けていてエライ』などとあったので、『そんなことぐらいなら自分にもできる』と思って、その日のうちにスタートしているのである。
★ 今日は習字の話なのだが、20歳の頃の字はこんな感じで、今でもそうだが字を書くのは結構早くて、『字を書く』のは嫌いでもないし、『文章を書くのも好き』だから、今まで書いた字数は下手な小説家よりは多いのかも知れない。
ただ、習字のように丁寧に書くのは苦手なのである。
筆でも年賀状など、自己流でこんな程度には書けていた。
ただご覧の通り、きっちりとは書いていないのである。
★87歳での手習いでもないのだが、『習字』というか、字をちゃんと書く練習をしてみようと思ったのである。
先日家内の買い物に付き合って、文房具を見ていたらこんなノートを見つけたのである。百字練習帳とある、小学生用のノートである。
コロナウイルス問題で、家にいる時間も多いし、『時間潰し』にもなるし、今まで確りと字を書いたことは一度もないので、一度じっくりと練習してみようと思ったのである。
家内はだいぶ昔の話だが『習字を習っていて』その時書いた字を家の中に飾ったのである。
上手い下手は兎も角、『こんな字もちゃんとした楷書』があって『それが基本だ』というのが家内の持論なのだが、私はその『楷書』やらを書いた覚えもないので、この際一度チャレンジしてみようと思ったのである。
筆で描くのは大層だから、小学生の『百字練習帳』あたりがちょうどいいと思ってボールペンでやり始めたところなのである。ひょっとしたら、万年筆に変わるかも知れない。
★これがノートを買ってきた日に書いた百字である。
自分では丁寧にゆっくり書いたつもりだが、百字を書くのにそんなに時間は掛からなかった。
書いてみて、『これは習字ではないな』と思ったものだから、
二日後に、自分では確りとゆっくりと書いた『百字』なのである。
言葉は新聞のページをめくりながら、適当に拾った言葉である。
自分では勝手に『進歩した』と悦に入ってるのだが、そのうちに手本などを探して書いてみようかなと思っている。
ネットを見てたら、こんな手本になるような写真もあるし、
こんな本も売ってるようだから、ひょとしたら『ハマってしまう』かも知れない。
まだ3日目ぐらいなのだが、果たしてどんなことになるのだろうか。
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