★今朝、7時5分の伊丹発の便に乗るというので、5時半に家を出て伊丹まで送ってきた。まだ7時だが今戻ってきたところである。
昨日午後2時の便で、突然やってきて、一晩泊っただけで、『今日はどうしても予定がある』と帰っていったのだが、そんなに忙しいのに、『なぜ、三木までわざわざやってきたのか?』
来る前に、Facebook メッセンジャーにはこのように言ってきたのだが、
『・・・急なんだけど、土曜日→日曜あそびいっていいですか? 普通に考え事したく、単純に居場所を変えたくて。・・・・』
『ちゃんと、考え事出来たのか?』と聞いたら、『全然、ダメだった』などと言っていたが、
ホントにちょっとの時間のだ雑談だったが『結構、ちゃんといろいろと話せた』ので、間違いなく『満足して戻った』はずである。
この辺の『雑談の妙』は、私が最も得意とする分野で、若い人とは『説教じみた話』よりは雑談が一番いいのだと思っている。
★孫・古谷仁は、いま、ちょっと微妙な時期だと思う。
慶応大学を1年留年して、世界中の40か所の街角を廻って、『ストリート・ダンス』を地元の人たちと一緒にやった事柄などを卒論に纏めたりして、優秀賞を頂いたりはしたのだが、
卒業してから3年間好きなように過ごして、『高木新平のインターン』や『小倉ヒラクの書生』などと言っているのだが、それが『どんなことなのか?』よく解らなかったので、ご本人からいろいろ聞いてみたのである。
まさに、現代的な『新しい感覚』だが、何となく理解できた。 『発想が新しいところがいい』と思った。 そんな人たちにどこで繋がったのかと聞いたら、 ネットで、というか『ツイッター』で繋がったようで、まさにSNSなのである。
『20世紀的システムから人々を開放し、多様性が爆発する世界をつくる』
などと言ってて、 『それは具体的にどんなことか?』と聞いてみたら、 この下着は、男女関係なく、着れる下着で、 『男女二元論のあり方を問い直す』などと言っている。
確かに、『ソフトの分野』だし 広告宣伝的な要素とビジョン論なので、 オモシロそうではある。 私も現役時代は、『まさにそんなことをやってきた』ので、 結構ちゃんと理解できるのである。
孫は、何となくそれを感じていて、わざわざ三木までやってきたのかな? と思ったりする。
そんな孫・古谷仁も、この4月からは 『リクルート・コミユニケーション』に正式に就職するようである。
今まで3年間、自由にやってきたこととは、 結構、関連はあるような業種で、 且つ同じような仕事の内容だろうから、 今後、どうするのか? 私との雑談の中で『何となく、プラスになったこともあったかな?』 と思っている。
これはずっと以前、家内が習字を習っていた時に書いた書なのだが、 その前で写真を撮った。
結構、ムツカシイことを言う、慶応大学湘南キャンパス出身の孫なのだが、この有名な漢詩は、全くご存じなかったのである。
だから現代人、なのかも知れない。何となく意味を説明しておいたのだが、
少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声 と読むのである。
機嫌よく、戻っていったが、今度来るときは『サラリーマン』になっているのだろうか?
出来れば『今の延長』の生き方を貫く方がいいような気もする。そう言う意味では『いい会社』に就職できてよかったなと思っている。
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