★ いつも思うのだが、サッカーの監督に対する評価は、野球などに比べると 『極めて厳しい』というべきか『厳しすぎるのではないか』と思うほどである。
サッカーの監督は、選手をピッチにだしてしまうと、ベンチからの采配は、そんなに簡単ではないと思う。 野球の場合は、毎回ベンチで選手と話もできるし、ピッチャーの交代も、代打の起用も、選手の交代もサッカーに比べたら『極めて自由』で、試合の勝敗に監督の『責任分野』は大きいと思うのだが、ちょっと負けたぐらいでは、『監督交代論』などは出てこないのが普通である。
★それに比べると、サッカーの場合は、『負けが込む』とすぐ『監督交代』になってしまうし、極端に言うと一つ負けると『監督交代論』が浮上したりする。
つい先日あった『日韓戦の決勝戦』引き分け以上で日本の優勝だったのだが、結果は1-0で負けてしまった。
その試合はテレビで見ていたが、確かに内容は悪かったし、『無策』であったようには素人目にも見えたのだが、早速こんな論評が出た。
他紙ではこのように論評している。
いずれも、選手よりは『監督に責任がある』という観方である。
大体、今回のE-1戦と言われる、アジアカップは、絶対に勝たなければならないような大会なのか? もし、それなら、『なぜ、ベストメンバーを招集しなかったのか?』と思うが、海外の選手を呼ぶのはムツカシかったレベルの大会なのか?Jリーグの、ベストメンバーとも言えないような、育成途上の選手を集めていて、来年のオリンピック対策のようである。
それは『監督の判断』なのか、それとも協会もそれを黙認したのか?それで、負けたら即『監督交代論』が出るところが、よく解らない。
記事を要約すると、こんなことである。サッカーの場合は、記者というか、外野席が『うるさすぎる』キライがある。
『まるで2年前のデジャブかと思うような酷い敗戦だった。結果はもちろんのこと、内容もすこぶる悪い。・・・・こうなると、森保一監督の解任論が出てきてもおかしくない。・・・・ここで森保監督の解任に舵を切るなら、ハリルホジッチの一件との整合性はとれる。だが、森保体制を維持するのであれば、しかるべき立場の人間は説明責任を果たすべきだ。この試合内容の一体何を評価しているのかを。・・・ 対策できないはずがないのだが、まんまとやられていた。加えて、試合中も修正できていなかった。・・・・戦術的無策。監督の力量で差が出た このままでカタールワールドカップを戦えるのかどうかを。私は厳しいと思う。・・・森保監督を続投させるのであれば何らかの理由付けが必要だ。この一敗はそれほどまでに重い。』
サッカーの場合は、日本代表監督はずっと変わってきている。外人監督を含めて、『評価された監督』は少ないというか『いない』ようにも思う。その時々の『外野席』がうるさすぎるように思えてならない。
別に『森保監督を弁護』する積りもないし、先日の試合は『無策』であったというなら、それも認めるのだが、こんなに『小うるさく』言うことには、『またか』と思ったりする。
サッカーは好きだし『日本のサッカー水準』も昔に比べると『格段の進歩』だとは思うのだが・・・・
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